君だけを愛してる

二人で過ごすこの穏やかな日々。

あの頃には思いもしなかった幸せを貴方からもらっている。

貴方は昔の仲間を捨て私との未来を選んでくれた。

貴方は後悔していませんか?

穏やかな風が二人の間をすり抜ける。

繋いだ貴方の手に少し力が入る。

そして、私の方に優しい眼差しを向けて

微笑んで言う。

「君だけを愛してる。後悔なんかしてないよ。僕には君だけ居てくれればそれでいい。」

貴方のその言葉に涙混じりの微笑みを返す。

私は貴方の手をそっと握り返した。

「私も貴方だけを愛しています。」

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