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こちらには自称「和台詞」達を置いてます。もちろん、声にしていただけると嬉しいです(〃^ー^〃)もし、声にした場合はお知らせ頂ければ嬉々として拝聴にお伺いいたします!
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2017年4月の記事一覧
(和な掛合い?台詞)『生まれ変わりというものがあるならば…。』
「火がまわってきよったか。此の城も、最早これまで。登子、御前は逃げよ。」
「殿、それは、出来ませぬ。妾は最後まで殿と御一緒に参りまする。」
「馬鹿を申すな!御前は女子だ。儂と共に果つる事はない!」
「フフッ…妾は、遠野隆之が妻。幼き頃より空け者と言われた、貴方の妻にござりまする。もう、何年も空け者の傍に居りますれば、その私も空け者。空けの妻らしゅうに逝かせて下さりませ。」
「登子。まことに
「重幸様、何処にか御座しまするか?妾の好きなあの花が咲きまする。御約束下さいましたな、お庭にありまする、あの桜木が咲く頃に妾の御側に在ると必ず在ると。重幸様。薄紅色の花が満開に御座いまする。妾の御側で眺めて下さっていらっしゃいまするか?御逢いしとう御座ります。はよう、妾の元に…」