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140文字の駄文

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詠んで頂けたら、何かの形で表現して頂けたら幸せます。連絡頂けたら、飛んで参ります。
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#Twitterお題診断

あなたは僕に看取られて、幸せそうに笑って目を閉じたね。でもね、僕はこんなこと望んでなかったよ。僕はあなたの冷たくなった手を握り独り呟く。「祈ってた。まだ一緒にいられます様にって。願ってた、あなたの笑顔を守れます様にって。ね、神様なんていないんだね…。」神様なんてさ…いないんだね。

『ちょっとたんま!』「なぁ、お前、付き合ってるヤツいないんだろ?」「だから、なに?」「俺で手うたない?」「馬鹿言ってる。」「本気なんだけどなぁ」「いつものからかいなんでしょ?」引き寄せて抱き締めてやると。「あんたがそこまで言うなら…」キス顔。「えっ、ちょっとたんま!」「冗談よ。」

「衆道の気はないんだが?」「俺だってないぜ?誘ったのはお前だろ?経験はねぇが何とかなんだろ?」「人の話をきけ!衆道の気はないと言っているではないか!」「物欲しげに俺を見つめてたろ。」「月明かりに照らされた貴様の顔が⁉」捻り寄られて、耳の裏を舐められる。「あぁっ…ちょっとたんま⁉」

『此処にいなさい』

怖い、怖いよ…。

お母様、怖いよ…。

どうして?どうして、皆は僕を追いかけるの?

あの中には、僕の友達だった子もいるのに。

僕を悪魔だって。魔王の子だって。

殺すって。

「貴方は、此処にいなさい。」
お母様は、そう言って、2度と帰って来なかった。

『「ただいま」を言う迄は』

『ただいま』を言う迄は、どうか、眠らないでいて。

君に『ただいま』を言って

君からの『お帰り』を聞きたいから。

大好きな君の寝顔も好きだけど

起きてる君のとびきりの笑顔と『お帰り』で、元気になれるから。

『ただいま』を言う迄は眠らないでいて