石油給湯器のおすすめ施工業者の話

東北にある某田舎町で設備屋をやっている鈴木だ。今回は「石油給湯器のおすすめ施工業者」について紹介しようと思う。

インターネット上で精力的に活動している施工業者の多くは、値引き率が80%以上あって価格的には非常に安い。しかし、その大半がガス給湯器にしか対応していないし、対応エリアも限られている。

弊社がある東北地方だと対応している給湯器交換業者を探すのがそもそも難しいうえに、石油給湯器となるとガス給湯器の施工業者を探すのに比べてかなり難しい。

本来なら「数ある業者の中から優良業者を探す方法」で悩むべきなのだが、石油給湯器ユーザーはそこに辿り着くまでにもかなりの労力を要するのも事実だ。そこで今回は、田舎で設備屋をやっている筆者が「おすすめ石油給湯器交換業者の探し方」について紹介しようと思う。

なぜ石油給湯器の施工業者が少ないか

まずは簡単に「なぜインターネット上に出てくる給湯器交換業者が、ガス給湯器専門店ばかりなのか」について説明したい。少し乱暴な言い方をすると「ガス給湯器の方が儲かるから」である。

全国的に見ると給湯器のシェア率はガス給湯器の方が高く、都会のマンションともなればほぼ間違いなくガス給湯器が設置されているだろう。設備屋として活動するなら世帯数が多い地域の方が売り上げが見込めるし、世帯数が多いということは集合住宅が多く、ガス給湯器率が高いからである。

給湯器本体の価格から言えばガスも石油も大差ないが、ガス給湯器の方がユーザーが多いからたくさん売れるということで、ガス給湯器に専念する業者が多いということだろう。

石油給湯器の施工業者の探し方

石油給湯器の施工業者を探すとき、基本的には近所から探すことになるだろう。とは言え、近くのホームセンターに頼んだり、冷蔵庫に貼っているマグネットに掲載されている施工店に頼むなんてことはおすすめしない。

全部が全部そうだとは言わないが、基本的にホームセンターは安くないし、マグネットの業者は一種の情弱狩りみたいな部分があるだろうから、ネットを利用してこの記事を読んでいるようなユーザーなら利用する必要がない。

そういう人はまずは給湯器メーカーから点検診断をしてもらったうえで、修理見積と交換見積もりの両方をもらうことをおすすめする。そして各自治体の水道局指定業者の中から数社を見繕って、現場調査をしてもらうといい。

給湯器メーカーに点検診断してもらう理由は「本当に給湯器の故障かどうかを知るため」である。中には「給湯器が故障したと思って買い替えたのに症状が変わらない」みたいなことがあるから、この可能性を消すため修理をする気はなかったとしてもメーカーに見てもらった方が無難だ。

石油給湯器のおすすめ施工業者は「正直屋」

正直屋

筆者が思う石油給湯器のおすすめ施工業者は「正直屋」だ。前項に書いたように各自治体の水道局指定業者のいくつかと正直屋を比較すれば、基本的には石油給湯器の交換で失敗することはないだろう。

というか全国的に活動している石油給湯器交換業者に該当するのが、正直屋しかなかったというのが正直なところではあるが、サービス内容を見る限りは決して悪くない。

まず販売価格(給湯器本体の値引き率)が最大80%OFFということで、最安値とは言い難いがかなり高い水準の値引き率である。価格相場としては「最安値を謳っている施工業者が軒並み最大82%前後の値引き率」という点を踏まえても、ほぼほぼ変わらないと言っていいだろう。

あと対応エリアが全国レベルで、全国47都道府県中37都道府県に対応している。対応していないのは「岩手、秋田、山梨、福井、鳥取、徳島、高知、佐賀、宮崎、沖縄」の10都道府県だ。

あとは支払方法が豊富、在庫があるから即日対応も可能、安心の工事保証が10年付きなどのメリットもあり、特筆すべきは「他業者の方が高かった場合の再交渉が可能」という点だ。かつてのコジマ電気がそうだったと記憶しているが「他店より1円でも高ければ値引きする」ということを正直屋はやっている。

だから少しでも安く給湯器を購入したいという場合、いろんな業者をあたって最安値の業者と正直屋をぶつけることで、事実上の最安値に巡り合えるというわけだ。これは少しでも安く石油給湯器を購入したいというユーザーに、ぜひともおすすめしたい。

以下に筆者がやっているブログに書いた正直屋の詳細記事のリンクを貼っておくから、ぜひ参考にしてくれ。

「正直屋」で給湯器交換|他社より高ければ再値引き!?