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同姓同名さんが同日に同じ和裁教室に入学した日

縫い物が好きです。
ちょっとミシン踏んだり、ちょっと小物を手作りしたり…
そんな程度ですが…

一度は和裁をやってみたいなぁと思うようになり、ある日、和裁のできる叔母に教えてほしいとLINEしてみたのですが、

「おばさん教えられないよ。」
「和裁本みれば縫えるんじゃない?」

無理だよ〜 本じゃわかんない〜

そこで和裁教室を探し、ココがいいと思ったお教室に申し込み、通うことにしたのです。
浴衣の縫い方を教えてくれる和裁教室です。

初日は午前中のみ
ちくちく手縫い練習中に先生が…

「午後、あなたと同じ名前の人が来るのよ」
「同姓同名」

え?漢字は違いますよね??

「それが漢字も一緒なの」

えーーーー!!!
そんなことあります?!
同姓同名さんが、同日に、同じ和裁教室って!

興奮しました。

その同姓同名さんと会えるのは一ヶ月後…
前々からその日はわかっていたので、感動的な出会いになると、
勝手にドキドキしていたのです。

どうしよう!
キャーってなって、
お友だちになっちゃうかも!!

しかし…

ぜんぜんそうはなりませんでした。
勝手な妄想は打ち砕かれて、むしろ隣の席で気まずい空気になってしまいました。

ダメだ…  無理だ…  拒絶されてる!
いや、私が壁を作ってるのか???

その後も何度か顔を合わせたのですが、結局一言も言葉を交わすことなく、私の方が先に浴衣も縫い終わり、お教室とはサヨウナラになりました。

姓名判断… 信じるのやめよ…

でも…

同姓同名さんが、同日に、同じ和裁教室…

不思議な星回りを感じてしまったのは私だけかな… いやきっと彼女も感じたに違いない!

お元気ですか?
夏に浴衣着ましたか?

そうそう… この話には続きがあります。

和裁教室の最後の日は午前で終わり
また先生が言うのです。

「今日の午後、また同じ名前の人来るのよ」
「今度は苗字は違うけど、名前は漢字同じよ」

そんなことある?!
やはり不思議な星回り!


同姓同名の話はもう一つあるのですが、またの機会に…

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