本末転倒。でも•••

親と過ごしている時はいつも親の顔を見て機嫌を損ねないように生きてきた。少なくとも今でもそうだ。
親がちょっと怒ってるなと思ったら「ごめん。はい。うん。」などと言い、その場を収めようとする口から出る音でしかなかった。
そんなことは親もお見通しだ。
それでなおさら親のボルテージが上がる。
こっちもそれでなおさら口から出る「ごめんなさい。俺が悪かった。」の音。
終わりがない。
二日に一回はこれだった。
お互いに話し合う気もなかったのだろうか。少なくとも自分は物心ついた時から、どうせ言うだけ無駄だと思っていた。だから意味のないやりとりに終止符を打とうと「俺が悪かったんでしょ」という嘘の考えを親にぶつけていた。
本末転倒だった。
これに解決策はあるのかいまだにわからない。
自分の考えが甘いのか、子供なのか•••

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