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コラムその2 編入学試験の数学について

理系学部への編入を志す学生さんにとって数学という科目は合否を分ける非常に重要な科目です。編入学試験で合格するためには、複雑な計算を迅速かつ正確にこなせる計算力が必須です。いくら素晴らしい解法を閃いても、計算ミスをしてしまっては正解を得ることはできません。計算ミスを頻繁に起きる人や計算が遅いと自覚している人は、必ずその弱点を克服してください。

何故ならば、編入学試験は学部入試に比べて受験科目が少なく、一見すると楽な様に感じられるかと思いますが、受験者の学力レベルは高く定員も少ないことから非常に狭き門だからです。一つもミスは許されないという覚悟で臨むべきです。

高校数学の学習が不十分であると自覚している人は数1の2次関数・三角比、数2の三角関数・指数関数・対数関数・微分積分、数Bの数列、数学3の極限、微分積分、2次曲線の分野の教科書を精読して重要公式をインプットしましょう。公式をインプットするために基本問題を解くことをオススメします。もちろん高校数学の全ての内容を理解しておくことは望ましいですが、時間は限られていますので取り組む内容に優先順位をつけて学習に臨みましょう。

どの大学を受けるにしても上記の内容は当てはまると思います。詳細に関しては志望校の過去問を見て自分なりに分析し、出題傾向に該当する類題を優先的に学習しましょう。

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