「フリーミアム」というビジネスモデルは進化した

rikoubouです。

今回はフリーミアムというビジネスモデルは進化した。

こういったテーマでお話いていきます。

まず始めにですがフリーミアムとは、

一部の商品を無料で配り他の商品の購入を促すビジネスモデルのことです。

一般的には

無料ゲームや無料アプリなどが入ります。

ですが実はこのフリーミアムはITにより進化したビジネスモデルなんですよね。

従来のフリーミアム

従来のフリーミアムは、

試食や無料サンプルを渡して

多数の商品を購入してもらうものでした。

ですので企業は実際に物を渡すのには費用がかかるので、

配布数<購入してもらう数

という状況だったのです。

進化したフリーミアム

ですが進化したフリーミアム(無料ゲーム・無料アプリ)は

配布数>購入してもらう数

となっていますよね。

これがなぜかというと、IT化の進展により

デジタル製品の複製コストが安くなり

大量の無料配布ができるようになったからです。

これが出来るようになると、物を渡す費用が、タダに近くなり、

最大限にフリーミアムを活用できるようになったのです。

これこそがフリーミアムの進化ということになります!

無料ゲームの仕組み

ここからは進化したフリーミアムの代表である

無料ゲームを例に、さらに儲けの仕組みを深掘りしていきます。

まず、無料ゲームは

およそ9割の人が無料でコンテンツを使用しています。

逆におよそ1割の人は課金などなんらかの商品を購入してくれる訳です。

まあ、これらの比率はゲームごとに異なるとは思いますが、

今回はこれらを前提として話を進めていきます。

無料ゲームには大まかに分けると、

1.無料ゲームでただただ遊んだだけの人

2.課金以外の方法で会社に収益の元となる行動を起こした人

3.課金をする人

の3つの顧客がいます。

一つずつ見ていきましょう。

1.無料ゲームでただただ遊んだだけの人

これは、フリーミアムならではの特徴です。

従来のフリーミアムではこの1の人が多すぎることは無かったのですが、

おそらく進化したフリーミアムの中ではデジタル製品なので費用もかからず

ここの顧客層が一番多そうですね。

2.課金以外の方法で会社に収益の元となる行動を起こした人

次は課金以外の方法で会社に利益の元となる行動を起こした人についてです。

これらの行動とは何かというと

友達を招待する・特典ゲットのための広告チェックなどで、

確か、モンストでは友達招待でオーブ?がいくつかもらえたりしましたよね。

あれはこのような顧客層を増やすための取り組みです。

ちなみにですがなぜゲーム会社は友達招待を促してプレイヤー人口を増やそうとしているかというと、

プレイヤー人口が増える。

そのうちの1割の人が3の顧客層に入りる。

そして、間接的に利益が生まれるからです。

3.課金をする人

課金する人はゲーム内でなんらかの商品を購入する訳なので

直接的に企業に利益が出ます。

無料ゲームではこの顧客層が一番少ないはずです。

何度も言いますが

ITによって進化したフリーミアムは商品コストがあまりかからないので、

売る商品の原価もあまりかからないんですよね。

つまり買われた商品の売り上げのほとんどは、

直接利益となるのです。

ですから、ここの顧客層が少なくてもゲーム会社はやっていけるのです。

最後に

いかがでしたか?

最後にまとめると、

フリーミアムはITにより進化した。

また課金をする顧客層が少なくてもビジネスが成り立つ理由は、

デジタル製品の複製コストはとても安いからにある。

ということでした。



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