汎用品事業の会社は利益を出しにくい

rikoubouです。

今回は汎用品事業をしている会社についての話をしていきます。

汎用品とは一般消費者向けの商品のことです。

例えば航空産業、銀行、保険などが入ります。

ではなぜこのような物を売っている事業は利益を出しにくいのでしょうか。

差別化がしにくい

汎用品というのは基本的に差別化がしにくいです。

例えば三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行って物凄い違いがあるように思えませんよね。

俺は、こうこうこうでこんな良いところがあるから絶対に三菱東京UFJ銀行じゃないと嫌なんだみたいな人ってほとんどいないですよねw

これは銀行だけでなく保険や航空産業でも言えることだと思います。

つまり消費者からすると、

どこの会社でもいいから、とにかくそのサービスを受けれればなんでも良いような物。これが汎用品というわけです。

どのようにして自社の商品を買ってもらうのか

ではどのようにして自社の商品を買ってもらうのでしょうか?

それは高い広告を支払うもしくは、価格を抑えて価格競争に走るかの二択になります。

これがもし汎用事業ではなかったとすると、

この2つの選択肢の他に、

さらに商品のレベルを上げることもできるのですが、

汎用品事業ではそうもいきません、

結局、高い広告費を支払いさらに価格も競争するという羽目になるのです。

するとバチバチに価格競争をしているので、利益率が下がります。

そうなればどうしても利益を出しにくくなってしまうのです。

利益が出る汎用品事業もある

こんな汎用品ですが、例外もあります。

それは極端に原価が安い汎用品を売ることです。

例えば水!

これも銀行と同じく、俺はイロハスしかダメなんだ〜とかないですよね?

なので価格競争になる訳なのですが正直、水の原価なんて…

無に等しいぐらいでしょう。

いくら安くしても構わない訳ですよw

そんな物を100円で売っているので本当に良いビジネスですよね。

少し余談なのですが、私は100円もする水は高すぎると思っているので絶対に買わないようにしています。

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