離婚から立ち直るためにやった100のこと 3/100: スペイン巡礼の旅
スペインには、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を目指して歩く巡礼の道がある。1人で山の中にいるのとうって変わって、毎日入れ替わり立ち替わり出会いがある。
歩く、食べる、寝るだけのシンプルな生活の中に人との交流があった。水飲み場で水を汲んでいるとき、さっき出会った人とレストランでご飯を食べている時、歩きながら顔見知りになった誰かと。Unconditional love、無条件の愛について話す機会が何度もあった。
無条件の愛を受けた人は、必然的に誰かにその恩恵をお裾分けしたくなる。無条件の愛を周りに与えられる人になりたいと願うなら、まずは自分が無条件の愛をうけることから始めることも大切かもしれない。
誰かに何かをしてもらう時、いつも私は何を返せるだろうって考えてた。お返しはいつもセットだった。でも、人から何かをもらうとき、返す方法を考えなくていい。ただ、ありがたく受け取ればいい。底なしの優しさを誰かにもらったとき、人は底なしに優しくなれる。
私は夫に優しくする時、同じだけ優しくしてもらいたいって願ってた。私の愚痴を聞いてくれないのに、なんで私だけ夫の愚痴を聞かなきゃいけなのって思ってた。理解したら、夫を無条件に愛でたくなった。ただただ、夫に会いたくなった。
1から3をへて、独りになるのはよくないと思った。とにかく人に会っていた方がいい。
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