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経過⑨と記録③

6月1日(火)、4度目の投与。順調に腫瘍マーカーの値は下がっているということですが、まぁどうでもいいんだけどね…寛解するわけではないので、維持できればいいわけです。2回目に刺した血管は炎症、3回目の血管も表面には出ていないけれど擦ると痛みがある。「採血は手の甲からやってね^^」と前回言われたので、仕方なく右手の甲から。左の血管は自由に動かせる、自分が気に入っている血管なのでここは触らないようにしました。痛いと聞いていたから抵抗があったけれど、針に強い私、さすがたいしたことない。

診療前は前回投与後の副作用について看護師から聞かれます。比較したことないし比較できるものもないけれど、副作用が気にならない人だと思います。3回目の投与当日、倦怠感というか本当に身体が重くなった気がしたけれど、それ以外は2週間後に口内炎がちょろっと出たか?って程度。髪の毛がこれ以上抜けない。その代わり…うん、もう温泉に行くのはしばらくやめた方がいいかなって感じ。行けないけど。

4回目の投与は右手首付近から行いました。いつも1時間くらい経ってから入れられる赤い液体があって、これがいつも痛かったのだけど今回はまったく。手動でゆっくり入れてくれるのですが、成分が強くて血管を傷める馬鹿な液体。スムーズに投与しても、薬局まで終われば15時。お腹が空くわけですよ。仕方ないのだけど。

今回の副作用は、翌日と翌々日の倦怠感。爪は相変わらず栄養が行き渡らないため黒ずんで、ただでさえババァの手と幼少期から言われていたのに。足の爪並みに小さく、箱を持てば白い部分どころか上3割くらいからぐにゃり、いてて。1週間後から嚥下の際の痛み。風邪で喉が痛いというのとはちょっと違って、食道狭窄のような。食欲は気温が30℃越えようと落ちないから、これも困る。

緊急事態宣言中ではあるものの、3月中旬に購入していたお笑いフェスのために6月5日(土)に札幌入りしました。久しぶりに自分で運転して。長距離運転はまったく苦にならないので、いいドライブ日和とうきうきしながら。食欲が落ちてなかったのが本当によくて、この日の夜は「とうちょうしゃ」と呼ばれる仲間のお店で贅沢させていただきました。名刺交換したのでお互い本名バレです。

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お刺身を順番にとか、季節のものとか、お寿司も順番に。うに嫌いのはずがこのうには食べれたし。初対面で世代も違うのに、話が楽しくて。私も言わなくていいのにウィッグの話もしたりして。いつか締め上げる約束して。

「爆笑お笑いフェスin札幌」の記録はTwitterにあげました。ちっちゃくてかわいい子たちだったなぁ…本当にあんな声なんだな2人。

20210607_爆笑お笑いフェスin札幌

#笑休 、翌月曜に取りましたよ。火曜日出勤したら、職場の同僚がお菓子をくれました。

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職場の後輩がくれた「今私が一番美味しいと思っているお菓子です」KOUGU維新のミュージカル、略して工ミュのDVDをあげたらお礼にと。うちわのために大人買いしたので別にそんな、気を遣わなくてもいいのにねぇ。PRESS BUTTER SANDで、囓るとクリームとキャラメルがとろっと舌に触ります。美味い。

前述のフェスのためではないけれど、4月初旬から被っていたウィッグの毛先がぼろぼろになってしまい、ちょっといいウィッグを買いました。それでも安い方で1つ5万円くらい。最初のは1万円。髪がまとまると気分がいい、ってこういうのなのかなぁ。髪で遊べない私でも、こういう実感があるのかぁ。でも今日の30℃越えとか、蒸れて酷いことになるんだろうなと思うと、不安でしかない。6月22日(火)で最後の投与、すぐ生えるわけじゃなく元の髪になるまで1年かかるとか…あぁそうか、そもそも温泉行けないじゃん。

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