2020/05/12 (火) 遠い太鼓

薄曇り
9:00出社 19:00退社

遠い太鼓に誘われて
私は長い旅に出た
古い外套に身を包み
すべてを後に残して

トルコの古い歌/ 村上春樹 『遠い太鼓』より

昨日、この文章をおもいだした。
こんな言葉が似合う知り合いがいた。
手に入れたものを手放して
ふらりと遠くにいってしまった。

その人は自分に繋がる全てを自分の世界にあるものと言っていた。自己と他者の領域がとろけていた。
それはその人のおおらかさと優しさを作っていた。見方を変えれば お前の物は俺の物 ドラえもんのジャイアンのようでもあった。

彼は いつも心に繋がるものを取り込むことは苦ではないので、組織とかにも執着しない。そして、旅に出るように生き方を変えている。


元気にしているだろうか。

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