2022.8.14 RKBラジオ 「HAKATAZAin2022氷川きよし特別公演スぺシャル」書き起こし 

山崎銀之丞さん(以下:銀):やあキイナ。
キイナ(以下:キ):はい。
銀:ついに明日から。
キ:いよいよですね〜。
銀:お互いこの福岡出身ということでね。いろんな思い出もあると思うんだけども。
キ:そうですね。
銀:今日はちょっとラフにですね、RKBさんがスペシャル番組を作ってくれたので。
キ:わあすごーい(拍手)。
銀:ここでね、明日の初日をですね、迎えるために、その弾みをつけるために、この放送をですね、しばし楽しんでいただこうかなと。
キ:出させていただいてありがとうございます。
銀:何をおっしゃいますやら。
キ:ずいぶんお若いときに。
銀:俺ね、23から28まで5年半、夜の番組だったから。大体その、何?、中学生高校生がターゲットの番組で。
キ:ちょ、ちょっと聞いてみたいなあ。
銀:もう聞けないよ恥ずかしくて、
キ:結構その、放送禁止の言葉とか。
銀:まあそういうことも時々あり。
キ:でもそういうの好きじゃないですか若い子って。
銀:そうねだから基本的にあんまりひどいことを言ったときとか、俺は局アナじゃなかったので外部タレントだったので、ディレクターが怒られちゃうわけよ。キ:ああそっか。
銀:俺は結構守ってもらった方だから、結構無責任にやってたんですけどね。うん。
キ:え、何年前になります? 
銀:もうだってねえ、35年とか40年前ぐらいじゃねえ?なあ?そんなもんだね。35年、4年、35年? なんですね、今秒出してるこの眼鏡マスクいるでしょ?
キ:はい。眼鏡マスク(笑)。
銀:こいつはそんときの番組のアシスタントやってたの。
キ:へええーー。
銀:今じゃもうRKBのですね、もうあれですよ。
プロデューサーよ。
キ:すっごーい。
銀:でこっちのこの紫シャツは、俺が番組やってたときのADだったのよ。それが今じゃディレクターですから。
キ:へえ。懐かしいですか?その頃。
紫シャツさんorメガネマスクさん:そうですね。
キ:素敵ですね、なんかね。
銀:何しゃべってんだよおまえ(笑)。
キ:いいじゃないですか〜。どうでした?当時銀之丞さん。優しい?やっぱり。
紫シャツさんorメガネマスクさん:あこがれてました。
キ:やっぱりね。そっか。なるほどね。
紫シャツさんたち:あこがれてました。めちゃくちゃ人気ものでした。
銀:さ、そういうわけで(笑)。
キ:優しいんですよね銀之丞さんって。なんかほっとするっていうか。すごいあれ、大先輩ですけど、やっぱ銀ちゃんって言いたくなるもん、なんかこう、親しくなりたいと思っちゃうから。
銀:いや、そんなのキイナにそんなこと言われたらもう俺はもうちょっとこれを一生胸にあの、抱えて。
キ:抱えて、忘れると。
銀:ちがうって(笑)昇天していきますって今いいこと言おうとしたのに。それでは短い間ではございますが、早速まいりましょう!

(BGM『革命前夜』)
キ:「HAKATAZAin2022氷川きよし特別公演スぺシャル」

キ:改めまして皆様こんにちは、氷川きよしでございます。
銀:改めましてこんにちは、山崎銀之丞です。
キ:イェイ!(拍手)
銀:ねえキイナ〜。もういよいよ東京明治座、それから大阪新歌舞伎座、そして、博多座。ね、明日からですけども。もう奇跡だね。誰一人欠けることなく。
キ:もうほんっとに。これ奇跡ですよね。うん。いやこんだけ大人数でやってて、誰もコロナにならず。ここまで来れたっていうのは本当に奇跡だなと思いますし、それだけ皆さんもやっぱり一生懸命徹して、この舞台に対しての思いがあるんだなっていうのを感じます。
銀:まあでも芝居と、とにかく歌。1部2部と、2部構成ですけど、俺たちは1部の芝居だけでいいんだけど、キイナはほら、2部の歌謡ショーもあるから。
キ:そうでしょう。
銀:ものすごく働いてるよね。
キ:働いてます。働かなきゃ。でも何かショーの後、誰もいないと寂しいですね。
銀:そうだよね。
キ:それは待てないですよね。みんなね
銀:プロデューサーがね、鈴木さんが帰れって言うのでね。
キ:そうでしょうね。いや、ね、でもコロナじゃなかったらねみんなで打ち上げとかあるじゃないですか。
銀:ね、飲みにも行けないからね。会食がまず禁止になっちゃったからね。
キ:そうですね。
銀:まああの、心配されてる方もたくさんいらっしゃると思いますけども、安心して博多座にですね、しばしの休息で、来ていただければ。
キ:ですね。
銀:明治座、新歌舞伎座、そして博多座、そして御園座。最後まで全部で90公演乗り切っていこうと。
キ:そうです!90公演。
銀:ね、それでは、ここでですね、番組ディレクターからトークのお題が。ほんっとお前も偉くなったなあ。え?行きます。「氷川きよし特別公演でのお芝居は18世紀のフランスにタイムスリップするお話と伺っていますが、もし福岡にタイムスリップするとしたら、それは過去がいいですか、未来がいいですか。そして何をやりたいですか?」
キ:ええ〜!?過去…未来…なんか未来はちょっとね怖いんですよ。やっぱり親がもう年取ってきてるから、なんか父も母ももし未来にいなかったらって思っちゃったりすると。
銀:そうか。
キ:1人ぼっちにしないでって。
銀:そういう考え方もあるね。
キ:でも、過去は過去で、福岡時代大変だったから。でもおばあちゃんに会いたいですね。亡くなった。
銀:おばあちゃんってキイナがいくつまで生きてらっしゃったんですか?
キ:小学校3年の時に亡くなったので。だから、10歳ぐらいですかね。
キ:10歳ぐらいか。10歳?
銀:いやもうちょっと下だな、7歳とか8歳とか、そんなもんかな。
キ:衝撃でしたね。大好きだったから。八女のおばあちゃんですけど。
銀:八女だったんだ。
キ:あの、何か明治生命で、亡くなるギリギリまで働いてたんですよ。72歳で。すっごい働いてたってイメージがあって、なんかいつもその成績が一番で、人柄がいいからみんなその生命保険に入るっていうイメージがあって、めちゃくちゃいいばあちゃんだったんですよ。
銀:それはもう会社が離さなかったんだね。多分。
優秀社員だったんだよ。
キ:そういうことか。表彰状がね、いっぱいあって。その、あなたはこれだけの成績を残して一位になりましたっていうのがあって。すごい女性だなあと思って。やっぱり一位にならないといけないんだって、すごい背中を、おばあちゃんの背中を見てたんです。なんか、ちょっとしか一緒に居られる機会がなくて。だから小学校3年だから。それで初めて死っていうのに直面しましたよね。人の。
銀:なるほど。それが身内のおばあちゃんだとね。衝撃的だもんね。

(BGM:雷鳴)
銀:そういうわけでございまして明日から始まるわけでございますが、第1部のですね、「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」は、18世紀のフランスにタイムスリップしちゃうわけだけども、ここでですね、舞台の見どころをキイナから。
キ:はい。見どころはやっぱり笑いあり涙あり、そして華やかさあり、の舞台なので、なんか見てもらってすごく元気になると思いますよね。最後のエンディングなんか客席で逆に見たいですもんあのみんなが踊ってるとこ。
銀:あんまり俺は踊り観て欲しくない。
キ:いえいえ素晴らしいですよ。
銀:いや素晴らしくないよ(笑)。いつも怒られてんだから。ちゃんとやってよととか言われて。
もう本当にね。困ったもんで。

(BGM:きよしのズンドコ節)
銀:第2部は氷川きよしコンサート2022。
キ:そうでございます。
銀:その見どころを教えていただけますか?
キ:見どころはこれまで23年間自分を作ってくれた作品を、全て歌っております。全てというか、演歌系のものあり、そして自分らしい作品ありと。やっぱりジャンルに隔たりいらないんだなと思って自分には。

銀:いや、本当ない。俺もね、何度も聞かせてもらってるし、以前もらってもいるんだけども。ジャンルはもうないね。氷川きよしだね。ジャンルは。
キ:あ、ほんとですか。
銀:だからキイナが、新しいニューワードというか、あのジャンルを隔てたものを全部取っ払ってるっていうか。
キ:ほんとですか。型にはまるのがやっぱ苦手なんですよ。
銀:うんうん。それはものすごくよく伝わるコンサートの見どころだと思います。
キ:ありがとうございます。
銀:こちらも楽しみにしていただきたいなと思います。

銀:さて、それではですねここでその、第1部の「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」のですね、テーマ曲として書き下ろされた曲があるので。
キ:そうです。
銀:オープニングで1回かかりましたけども。ここでもう一度聞いていただきたいと思います。それでは曲紹介をキイナの方から。
キ:はい。それではですね。この舞台用に作られた
『革命前夜』を聞いていただきます。どうぞ。

(『革命前夜』)
銀:キイナの『革命前夜』でした。さあそれではもう残念ながらエンディングに入れという命令が。
キ:もう時間なんですね。でも嬉しいですね。いつも銀之丞さんキイナキイナって言ってくれて。
銀:だってってかわいいんだもん。
キ:嬉しいですよ。プレッシャーがない。キイナって言われると。
銀:本当?よかった。

銀:さあここでまとめていかないと怒られちゃうんで(笑)。
キ:あっそかっそっか。
銀:(笑)いやいや、メッセージをリスナーに。
キ:はい。ええっとですね、1ヶ月じゃないですけど15日から27日まで。博多座の舞台に立たせていただきますけど、多くの方にぜひ見ていただきたい内容のお芝居になっております。もう本当に楽しいので来ていただきたいなって思いますね。椅子の顔は見たくないですね。
銀:そう。あの空席を作りたくないということ。
キ:そうですそうです。
銀:プロデューサーの鈴木里咲が、何とかするというふうに言っておりますんで(笑)頑張っていただきましょう。さ、それではチケットのお求めはですね、電話で博多座電話予約センター 092-263-5555まで。なおインターネットでもですね販売も行っておりますんで、営業時間や残席状況など詳しくは博多座のホームページをご覧ください。

銀:ということでキイナ、お付き合いくださいましてありがとうございます。
キ:こちらこそ、すいませんなんか。
銀:いやいや、もうお客さんを待ちましょう楽しみに。
キ:ですね
銀:いよいよ明日から。始まります
キ:はい。
銀:ということでここまでのお相手は、私、山崎銀之丞と、スペシャルゲスト!
キ:氷川きよしでした。皆さん博多座でお会いしましょう。