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女風セラピストとお泊まり、当日編

待ち合わせは20時。

リコはホテルにチェックイン、5分も経たないうちに、またシャトルバスで待ち合わせ場所へ。

いつも会う前、時間が迫るとドキドキする。息が吸えないぐらい緊張するの。

もうすぐ着くよのメッセージ、リコは待ち合わせ場所に到着していた。

会ってすぐにぎゅーってハグ。人目も気にしない。気にしなくなった。手を繋ぐタイミングも自然で違和感なし。それが心地よくて嬉しいの。

リコはおしゃれなお店へ、彼を案内する。お店までの記憶が途切れ途切れ。
リコは相当緊張してみたい。

お店も料理もお酒も気に入ってくれて、何より、彼はこれを頼むだろうと思っていたメニュー、最後の一品まで予想は的中。嬉しい瞬間だった。

お食事中、話は尽きない。先週水曜日会ったばかりなのにね。

お部屋に戻って、海を見に行く。ゆっくりデートタイム。
思い出のお部屋、思い出の神戸、幸せな時間を堪能して。。。

用意していた動画を見せる。京都の青もみじ動画。まるで一緒に歩いているかのように、レポーターとなるリコ。

横にいる彼は、終始笑顔で、リコを喜ばせれくれる。ほんとは見せない部分の話し、ほんとは言わない部分の考えを話してくれる。
もちろん、リコは誰にも言わないけどね、信頼してくれてるんだって思える。

リコは大好きフィルターかかっていても、彼に、ダメなことはダメを伝える。それをどう受け取るかは、彼次第だけど、何でも言えるのはおねだりだけではなく、全部。リコだから出来ることって勝手に思ってるの。

これ見せたい、これ話したい、そう今回は、初めてのあの時、利用者は何を確かめているか?の話をしたね。女性にしかわからない部分の話ね。

お泊まりが好きなのは、時間を気にしなくて良いこと。リコにとって、12時間はあっという間だけど、話したいこと、やりたいこと、全部を詰め込める。

で、ゼロ距離の時間もある。毎回、恥ずかしがるリコに恥ずかしいの?って聞くのね。
身体が重なる時、肌と肌が触れ合う時、彼の手がリコの身体に触れる時、彼の息が荒くなる時、リコの心が震えるの。時折り目を開けると、いつもと違う顔が目の前にある。
言葉のいらない時間が過ぎて、リコは彼を身体で感じる。
初めて、リコがあなたを感じたのがこのホテル。初めて、リコの身体が忘れないようにするって、彼が本気を見せたのもこのホテル。

2人で積み重ねてきた月日を思い返すと共に、まだ残された時間を大切したいと願う夜になった。

リコは何回ありがとうを伝えても、足りないぐらいあなたに感謝してる。

モーニングコーヒー、朝を感じながら、お部屋からの景色を見てた彼の顔、目を閉じたら浮かぶ。

リコの至福の時間は終わり。
また、次、その次の約束もしてる。
今夜から次会う日まで、カウントダウンが始まる。

次は、京都仁和寺、雲海に浮かぶ青もみじ。
どんな顔をリコに見せてくれるの?
どんな話をリコにしてくれるの?
リコもたくさん準備していくね。

最高の12時間をありがとう。

続編のタイトルは、
今年、7回目京都デート。〜2人は京都を愛し過ぎてる〜



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