個人的に何度も観てしまうアニメ作品 ベスト5


異常なまでの保守的生活を送っている私は、アニメまでも新しいものに中々チャレンジできずに、昔観た作品を何度も繰り返し観てしまいます。
ここまで来たら何かしらの病気かと思ってしまうレベルですが、僕はあくまでも個性として認識することにしています。
(この異常な固執が様々なものへの依存に繋がるわけだが…)

その過程で厳選されていって残った5作品はもはや、マイベスト5と言っても良いのではないかと思いここに書き留めておきます。
(百合好きと言っておきながらその要素は皆無ですが……)


1位 とらドラ!(50回以上)

僕のアニメ人生の中でダントツに1位です。人生が変わったと言っても過言ではありません。
(ちなみに声優さんには疎いのでくぎゅう病?に罹ったとかではありません……)

50回以上は流石に盛ってるでしょ…って思うかもしれませんが、基本的に毎日23時から2時までPC作業か勉強をしていて、そのときに近くのタブレットで流し見してるので軽くこのくらいは観てます。この作業時間で1日に1クール見れる計算で、YouTubeやニコニコ動画、TVer、NETFLIXを見ない日はdアニメを開いています。(優先順位低い…)
高校1年生の頃に初めて観てから10年経ったので、1年に5回と思うと少ないくらいです。本当はもっと多いと思いますが、ここ最近で覚えてる範囲で確実なのは50回です。

僕の恋愛観はこのアニメで形成されているかもしれません。
高校1年生に観たときと、今26歳になって観るのでは全く違って見えてきます。
こう言ってしまうと陳腐な表現になるのですが、ただのラブコメではないのがこのアニメの面白いところですね。
誰が誰を好き、だから手伝って。ただそこで終わらない。
それぞれの人間の内面にまで迫る良い脚本です。
何よりも演出が素晴らしいですね。グッと息を飲むシーンといい、涙を誘うシーンがハッキリしていますし見せ方から構図・音楽まで全てのクオリティが凄いです。

青春胸キュンラブコメでありながら、この手の作品にある種のアレルギーがあっても感動できるような作品ではないでしょうか?
(実際私も恋愛への偏見が凄いので青春アニメアレルギーがありますが、とらドラ!だけは別腹というかリアリティがあって良いですね…人は人を嫌って嫉んでいるのが正常ですから、そこをちゃんと描写しているのが好きです)



2位 PSYCHO-PASSシリーズ(シリーズ通して30回以上)

良いですよね……私は社会派アニメの括りだと思って楽しんでみています。
何が正義を決めて何を正義たらしめるのか。
心の中に眠る中二病が疼いてたまらないですね。

私は法律には全く詳しくない理系なのでこういう考え方をしてしまうのですが、判例に基づく裁判が行われるのであれば、刑期などの重さはもはや機械的に判断することができるような気がしています。
それこそ判例をディープラーニング・AIで学習させることで、判例を読み込ませれば判決がポンと出る仕組みを作ることは簡単な世の中になってきています。
では何故それが良くないとされていて、未だに人が人を裁くのか。

中二病を疼かせる設定からこれから先の未来の法治国家について考えさせられるような深い内容になっているように感じています。

1期から劇場版まで30回以上と書きましたが、1期:30分22話+2期30分11話+3期60分8話+劇場版:120分なので、観るのに費やした時間ではとらドラ!と同じくらいになりそうです。

3位 とある科学の超電磁砲シリーズ(20回くらい)

またしても僕の心の底に眠る中二病を疼かせるようなアニメです。
定期的に中二病を起こしてあげないといけないのが男子(って言える年齢ではないのだが)という生き物なのかもしれません。

正統派能力者バトルアニメでありながら、女子中学生同士の友情と連帯を描いているので微百合要素もありますよね。見方によると思いますが…

なんと言っても、超能力を『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』の現出と捉えている鎌池先生が凄いです。
そこから魔術の解釈にも繋がっている抜かり無さ……いつか原作を読もうと思っていたのに、もう手が出せないほど巻数出ているので諦めています:……

このアニメの主人公は電気を生み出して自在に操ることができる超能力者なんですが、もうこの時点で中二病が疼いてたまらないのに、極めつけは『一方通行(アクセラレータ)』とかいう全てのベクトルを変換(厳密には違うのですが)できる超能力者が出てくるところでもう飛んで喜びましたね。
ちょうど中学生くらいのときだったので、周りの友人の中でもこの話題で持ちきりでしたし、未だにアクセラレータと○○ってどっちが強いかなみたいな話を当時の友人としています。

自分にも超能力が使えたら……なんて考えてしまいます。
そうですね、何が良いですかね。やっぱり未来予知ですかね。作中の未来予知の子はかなり苦しんでましたが……
毎日疲れてしまいそうですが何となく自分に合っている気がします。
他だったら摩擦係数をゼロにするのも便利そうですよね。


4位 中二病でも恋がしたい(20回くらい)

私が高校生の頃に恋をしていた相手です。当時、同級生からの告白に対して、好きな人(小鳥遊六花)がいるから、と断ったこともあります。
今も好きです。私の理想です。
恋する相手として完璧だと思うのです。
小鳥遊六花と加藤恵は誰しもが一度は恋に落ちる相手でしょう。
私が同人活動を始めたのは加藤恵に追いつきたいからですし、その同人活動の名前に六花と付けたのは小鳥遊六花さんと同一化するためです。(怖いね)


5位 宇宙よりも遠い場所(15回くらい)

本当に好きです。良い作品です。
私自身、知らない世界に興味が向く性格なので、観ている姿勢としては、とにかく没入して共感して、最後に一緒に泣いてます。(泣いてませんが……)


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