なんか気が付いたらニートになってた話
あれ?もしかして今の私はニートなのでは?
いつの間にか晴れてニートになってました。おかしい話です。
気が付いている方もいらっしゃるかもしれませんが、私は大学卒業する6年生のときに人生の全てを捨てたくなって内定先も断ってとりあえず自由になりました。
それからというものの、それなりに動画編集ができるのでちょっとずつ依頼をいただいたり、普通に近所でバイトして過ごしたり、とある会社のアシスタントとしてとある企画展の運営してECサイトの立ち上げを担ったり、色々やりたいことやっていました。楽しい1年でしたね。
そんなときに最後のとある会社の事業というのがストップしてしまい、契約期間半ばで解雇……私が1人で担当して作っていたECサイトもすべて白紙に。
この話はいつか話せるときが来たら話したいですね。
そしてとある女性と仲良くしている内に、社会的な立場の劣等感を覚えるようになりました。
もし、この方でなくても僕がお付き合いしたいと思う方が現れたときに、僕は交際を申し込めるのだろうかと疑問を抱きました。
人を幸せにするために必要なものは愛する技術と時間、そして何よりお金です。お金がなくては会いたくても会えない。出掛けたくても出掛けられない。ご飯を食べたくても満足に食べられない。
そう考えている内に、社会人の一員として胸を張れる仕事をしていたいという気持ちが芽生えました。
社会の歯車になることを拒絶していた僕にとって、本当に生まれて初めての感情で自分でも驚きました。
今この身に宿っている心の持ち主は本当に僕のものかと疑いました。
そして3月下旬、人生初めての就活を始めたのです。
新卒のときはコネで内定決まっていたので就活もなにもしてませんでした。
本当は4月からパートとして働こうと思っていたのに、アルバイト以外の就業経験があるとダメという企業もあるので、その予定も取り消し。
就活で忙しくなるからフリーランスで小金稼いでいたのも一旦中止。
こうして就職浪人ニートが完成したのです。
さて、それなりに普通の大学を出ているにも関わらず、卒業後社会からドロップアウトして2年目のクソ人間を雇ってくれる優良企業はあるのでしょうか。
就活が上手くいったら『DONE』っていうツイートをします。
この記事を読んでくださった皆さんと決めた符号です。
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あ、そういえば詐欺みたいな長ったらしいどうでも良い文章書くのが得意なので、エントリーシート書きまくるのは全く苦ではないですね。
噂に聞いていたよりは遥かに楽でした。
ただ、学生時代に頑張ったこととかは難しいです。
なにもしてこなかった人生でしたので。
それでも出来事の解釈と見方を変えて、もしかしたらあの時の自分はこういう頑張り方をしていたかもしれない、こういう考え方とか身に付いたことがあったかもしれない、みたいに感想を生み出すことが得意なので10分くらいあれば書けます。
とにかくエントリーシートを投げまくり、Web面接でボロを出さないで、企業研究に努めて、社会への貢献とやる気の仮面を剥がされないようにします。
いまの自分がどれだけ社会に通用するのか。
どの会社が自分の能力を評価して必要としてくれるのか。
なんだかワクワクしてきます。
私の大学の卒業生は100人中100人が大学のことを嫌いなんですけど、唯一就活のときだけ好きになれるみたいです。
私も最後くらい好きになれたら良いなって。
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