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溝口泰良という男

プロローグ

今月は花粉症悪戦苦闘しています。
徐々に暖かくなってきて春の訪れを身に染みて感じるこの頃です。

ということで、今回は久々の他者紹介です。
新3年生の溝口泰良を紹介していきたいと思います。

彼からノリと勢いで紹介して下さいとの事だったので、仕方なく紹介してあげたいと思います。

ということで本題へ 。

プロフィール

溝口泰良
・長崎県出身
・創成館高校卒
・創価大学 経済学部 新3年生
・5000m 14′11
・10000m 29′12
・第98回箱根駅伝エントリーメンバー 補欠

上記が主なプロフィールとなります。
彼は長崎県出身で、長崎といえばカステラやちゃんぽんや佐世保バーガーが有名ですよね。
私も高校二年生の修学旅行の際に訪れたことがありますが、それ以来一度も行ったことが無いので、また機会があればもう少し探索をしてみたいですね。

創成館高校時代は、3000mSCでインターハイにも出場した経歴を持っています。
一年生の頃は長期スパンの怪我に悩まされ、記録会にも出場することができず、一年の大半を怪我人として生活をしていました。
一年生の際は、走っている姿をほぼ見たことが無く、スピード練習をし始めたのも二年生になってからでした。

そんな昨年の二年生では、一年生の頃走れなかった悔しさをバネに、記録会に出場する度に自己ベストを更新するぐらい勢いがある年でした。
その中でも圧巻だったのは、昨年11月下旬に二週連続で出場した5000mと10000mの記録会で大幅自己ベストを更新し、一気にチームの主力まで上り詰めた際はさすがに驚きました
ちなみにこの二本のレースは私も出場していて、二本ともスタート位置が1レーンが私、2レーンが彼で、両方のレースでしっかりと負けました。笑

箱根駅伝ではエントリーをするとこまではいきましたが、当日変更で出走は叶いませんでした。
ただ一年生の頃に比べての伸びしろは、昨年のチームの中でトップだと思います。

勝負の三年目。
今年は更にどこまでこの勢いを殺さず、伸ばせるか期待したいですね。

☝️割とマシな顔で走っている様子
隣は私です。

彼の中身について

1.とにかく陽気

一つ目はとにかく陽気です。
と些か優しく包んで言葉の表現をしていますが、単刀直入に綴ってしまえばバカです。笑
あ、もちろんいい意味でのバカですが、それを優しく包んでまとめれば陽気という表現になります。

どんな感じで陽気かというと、とにかく何も考えずに突っ込んでくる猪突猛進型の陽気なタイプです。
コミュニケーションでいえばワードセンスが皆無、行き詰まったらこちらを見て無言で助けを求めてくる、話のオチをつけるのが得意ではないから強引に笑わせてくる身体を張って笑いを取ることが多い等々…
ここまで綴って分かる通り、賢いというよりかはバカで陽気なタイプです。
稀にしつこすぎて、勘弁して欲しいときもあるぐらい陽気です。笑

ただ寮の中で陽気の人は雰囲気作りには欠かせないです。
私の学年でいえば新家、片岡あたりになってきますが、みぞぐちのことも含めて、必要不可欠な存在です。
あまり褒めすぎると調子に乗ってしまうので、ここらへんで留めておきます。
私自身はドライなタイプなので、あまりガツガツ騒いだりはしないですが、一緒にいて笑うことが増えたとは思います。

これからも陽気なキャラは、常に元気で過ごさないといけないので、大変かと思いますが周りを笑顔にし続けてほしいですね。

☝️ダイススタッキングが成功して自慢している様子

2.走りのセンスはピカイチ

二つ目は走りのセンスはピカイチです。
正直彼のランニングフォームはジェラシーをすこぶる感じてしまう、魅力的で綺麗な走り方をします。

些か専門的というか難しい話にはなりますが、足の着地する接地が柔らかく、腕振りも高い位置で振れていて、蹴りすぎない走りをするので、分かりやすく言えば身体に負担がかかりにくく、省エネで走ることができます。
また客観的に見るとあまり速そうに見えずに、ゆっくり走っているように見えます。
綺麗な走り方で言えば、チームの中でもトップレベルだと思います。

ただ綺麗なフォームでも逆に崩れたらすぐに故障をしてしまうというデメリットもあります。
彼はこの二年間は走っている時期と故障している時期が半分半分ぐらいなので、どうにか打開策だったり自分の中で何かを上手く掴み、継続して練習できるようになってほしいですね。
(と怪我の多い私が綴っても腑に落ちないと思いますが。笑)

☝️ちなみに前を走っているのは私です

3.やるときゃやる男

三つ目はやるときゃやる男です。
ここまで彼のことを綴ってみて、頭があまりよろしくないうえセンスで走っている天才型のランナーみたいな内容になってしまっているので、決してそういう訳でもないよということを綴っていきたいと思います。

ということで、何も考えてなさそうというイメージが無きにしも非ずなのですが、彼はこうみえてかなり考えて練習に取り組んでいます。
特に彼の場合は故障に悩まされ続けているので、故障するということは必ずどこかに何か原因があります。
この何かという原因が分からなかったり、分かっているにも関わらず改善に努めなかったりすると、また同じ箇所を怪我したり、他の箇所でエラーが起きてしまいます。

故障というのは走れないという大きなデメリットがありますが、その分自分自身の身体をより深く知れたり、ランニングエコノミーや体の構造を更に追及することができます。

彼もその一人で、頭はあまりよろしくない為、理解するのに時間はかかりますが、追及心だったり貪欲さ知識は他の人よりも長けています。
日常生活では元気で陽気で何も考えていないみたいな雰囲気を出していますが、やるときはやる男です。

そのあたりのメリハリはこれからも継続し、今年からは上級生として後輩を引っ張って欲しいですね。

☝️宙ぶらりんしている様子

エピローグ

ということでいかがだったでしょうか。
久々にしっかりとした他者紹介をしましたが、やはりスラスラと綴れて、自分にはこっちが向いているのかなと感じながら文章を考慮していました。

彼に関して最後にまとめると、私とほぼ真逆のタイプなのですが、稀にこういう真逆のはずなのに謎の化学反応が起きて仲良くなったりすることがあるんですよね。
まぁ彼が物凄くアプローチしてくる為、致し方なく接しているというと、私のドライさが垣間見えてしまうので、お互い仲良くしていると綴っておきます。笑

あと一年もないので、お互い高め合いながら競い合っていきたいと思います。

泰良今年も程々によろしくな!

今回も読んで頂きありがとうございました。

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