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「危険な暑さ」に対処する- ヒトのココロにも「慣性の法則」で

静止している物体はいつまでも静止しており、動いている物体は永遠に動き続ける。

「慣性の法則」を解り易く自分なりに要約するとこうなる。

この法則の後半部を子どもたちに解らせるためには説明が必要だが、これは『物理学はいかに創られたか』などにお任せしよう。

ところで、今年2022年の6月下旬から今日まで、私の住んでいる関東圏は猛烈に暑い。

近所への挨拶も、「暑いですね。言ってもしょうがないけれど、やっぱり暑いですね!」などと言う始末。

散歩もほとんどできない。午後6時過ぎてもまだまだ暑い。

暑くて何もやる気がしない。体力ばかりでなく、気力も奪われる。何もしないで横になっていると、ますます動きたくなくなる。静止している物体はいつまでも静止するばかりだ。

しかし、最初の一撃があって、動き出せば、本当は動けるようになる。が、この最初の一撃が難しい。外部からこの一撃を加えてもらうか、それとも、強い気持ちを持って自分の心を奮い立たせるか、どちらかが必要である。

何れにせよ、いったん動き出せば、ヒトのココロも、慣性の法則のように、動き出し、何かの方向性のようなものが出てきて、いくつかの仕事を処理していけるようになる。「暑い、暑い」と言いながらも心が次第に集中し、いろんなことができるようになる。

ただ現実には、ココロにも身体的、または環境下の摩擦がかかるから、動きは、自然に止まってしまう。けれどいったん動き出せば、ヒトのココロにも「慣性の法則」のようなものが働いているのか、なぜか動き続けようとし、少しは仕事ができるようになるようだ。

従って、最もエネルギーが必要と思われる最初の神の一撃をどこから得るか、それを見出すことがポイントかもしれない、などと思うのだ。

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