回収率を上げるには

競馬の回収率は、「馬の選び方」「買い方」掛け算により決まると考えています。ですので、「馬の選び方」と「買い方」でそれぞれ最大の期待値を取れれば、最大の回収率を実現できると思っています。この記事では、私が普段用いている、「馬の選び方」「買い方」についてそれぞれ解説しています。


◆馬の選び方

人気馬(1~6人気)の取捨に重きを置き、的中率よりも、回収率を上げることを目指しています。印は以下の法則に従って、本命馬◎,対抗馬〇,3番手馬▲,紐馬☆(数頭)で打ちます。

①本命馬◎


馬の基礎能力に加え、枠順やトラックバイアスを考慮し、そのレースにおいて最も強いと思う馬を本命馬◎にします。最も強い馬というのは、単勝期待値の高い馬のことで、最も勝ち負けに近い馬のことを指します。

②対抗馬〇,3番手馬▲


展開次第で最も強い馬を逆転できる可能性のある馬に、対抗馬〇,3番手馬▲の印を回します。そのレースにおいて、2番目に強いと思う馬を〇、3番目に強いと思う馬を▲にします。ですので、順当にいけば◎→〇→▲の決着になるように馬を選んでいます。

③紐馬☆(数頭)


順当にいけば、◎,〇,▲で決着するように予想をしていますが、そう上手くいくことが多くないのが競馬です。ですので、〇,▲が能力を発揮できなかったときのために、紐馬☆を買います。紐馬☆には期待値のない人気馬(1~6人気)をできるだけ切り、期待値の高い人気薄を選びます。これが人気馬の取捨に当たります。買う必要のある人気馬は基本的に◎,〇,▲のいずれかに入っているので、それに選ばれなかった人気馬はそこまで買う必要のない馬であるという考えの上でこのような選び方をしています。そのため、切った人気馬が来てしまうことによる紐抜けは良く起こります。馬券の期待値は、それぞれの馬の期待値の掛け算により決まると考えているので、期待値がないと切った人気馬が来ても配当が安くなると割り切っています。(馬連を例にすると、期待値1.2の馬と期待値1.2の馬で決まると、馬券期待値は1.2×1.2=1.44になる。しかし、期待値1.2の馬と期待値0.9の馬で決まると、馬券期待値は1.2×0.9=1.08になってしまうというイメージ。もちろん、こんな単純な計算方法では決まらないと思うが、オッズを全て取りきることが大事であると思っています。)

印のイメージを下図に載せておきます。(人気馬だけでなく、穴馬に◎や〇を打つこともあります)


◆買い方

次に買い方についてです。私はレースに応じて、下記のいずれかの買い目を選択あるいは併用しています。下記の買い目は、いずれも回収率を上げやすいと考えています。

①3連単
◎⇔〇→▲,☆、◎⇔▲→〇,☆

◎⇔〇,▲の馬連を買うなら、上記の3連単の方が合成オッズがつくことが多いのでこの買い方をした方が良いと思っています。デメリットとして、馬連よりも必要な資金が増えることと紐抜けが起こりやすいことが挙げられます。ただ、3着に穴馬が来た時に配当が跳ね上がるので、回収率を上げるのであれば、3連単を買うべきであると思っています。とはいえ、抑えで馬連を100円だけ買うときもあります(笑)

②3連複
◎⇔〇⇔▲,☆、◎⇔▲⇔〇,☆

◎⇔〇,▲のワイドを買うなら、上記の3連複の方が合成オッズがつくことが多いのでこの買い方をした方が良いと思っています。2つに分けて3連複を買うことにより、◎⇔〇⇔▲の買い目を他の買い目の2倍買うことになり、予想を馬券に反映できていることもポイントです。デメリットとして、ワイドよりも必要な資金が増えることと紐抜けが起こりやすいことが挙げられます。ただ、穴馬が来た時に配当が跳ね上がるので、回収率を上げるのであれば、3連複を買うべきであると思っています。

③単勝


基本的に本命馬◎には、単勝期待値の高い馬を選んでいるので、◎の単勝を買うことは多いです。

◆まとめ

以上が私が普段用いている、「馬の選び方」と「買い方」になります。また、オッズ差がある同じくらいの能力の馬がいた場合、相手や紐にはオッズのつく方を選ぶため、相手ミスや紐抜けは多くなります。しかし、回収率を最大にするためには、紐抜けによる外れを恐れないことが大切だと思います。切った人気馬が来たところでその馬券の期待値は低いので。

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