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2022年の振り返りと2023年の行動指針

あけましておめでとうございます。

福岡のデザインファーム gaz, Inc.STUDIOgatherというサービスの事業部長をしています、弘松リク(@rikchaso121)です。

この記事は自分用の2022年振り返りと2023年の行動指針についてのログです。

2023年の行動指針

速さは全てを凌駕する

速く作って、
早く出して、
速く改善する。

この中でも特に「早く出す」ことに注力したい。

自分はなんでも、現時点での自分基準で100点までもっていってから施策や叩きとして出す傾向がある。とはいえ結局それでGOとなるはずもなく、実行してみてわかることや修正点が多く出てくる。

他者からのフィードバックなくして完成するわけないのだから、完璧を目指す前に終わらせないといけない。

プロダクトだとMVPを意識することが当然なように、日々のタスクもMVPを意識する。

変化したいなら速さは絶対条件である。
速さ無くして変化も成長もない。

変化には速さが必要です。遅い、ただそれだけで、大きな変化は実現できなくなります。

同時多発的で複雑に入り組んだ問題では、一つの要因だけを解決しても全体が解決しないため、ゆっくりと時間をかけて一つ一つ解決するアプローチを選択する意味がありません。

また、速さは組織のモメンタム(勢い)を生み出し、さらなる速さを生み出し、より多くの変化に繋がります。

戦況を変える - momotarabitch


2022年の振り返り

1月:STUDIOgatherの立ち上げ

STUDIOgatherの立ち上げ:7
クライアントワーク:3
くらいの割合で立ち上げスタート。

0→1は得意なこともあって、立ち上げはかなりスムーズに進み、2月にはSTUDIOgatherとして最初の売上が立つことになった。


2月:STUDIOgatherでディレクションを8件くらい同時持ち

STUDIOgatherのMVPとして、とりあえずマンパワーでディレクションを8件同時に持ち、回してみた。

ここでディレクションでの期待値調整の感覚を掴めたし、何をサポートしてあげたらクライアントとのコミュニケーションが円滑に進むのか、それによってクリエイターはクリエイティブに集中することができるのかの仮説を立てることができた。


3月:gazの組織戦略を担う"OrgaSt"を立ち上げる

COOのユウイチさんと一緒にgazの組織戦略を担うチーム"OrgaSt”を立ち上げた。

まずは組織として、会社として当たり前のことが当たり前にある状態にするために狩野モデルを用いて、gazの盾を作っていこうという方針で走り出した。


4月:初のリーダーズ合宿

採用や評価など、人事周りのことを整備していくために一泊二日のリーダーズ合宿を行った。

このときはリーダーとしての自覚はあったが、そこに組織を背負う責任を負っているという感覚は薄かった気がする。

STUDIOgatherは順調に立ち上がり、試運転を続けていた。


5月:人生初東京

STUDIOさんのイベントで人生初めて東京に行った。

GRⅢxで撮った渋谷

情報流通の速さや量が福岡とは違うなと思った。
これを機に知り合った方と仲良くさせてもらったり、STUDIOgatherに関わってもらったりしたので、定期的に東京に行く必要があると感じた。

2023年はgazの東京オフィス開設をやってみたいなと思う。

イベントが終わった後、延泊してコーヒーとサウナをひたすら巡ったが最高だった。スパ・ラクーア、また行きたい。


6月:gaz3周年

gazの3期目が終了し、4期目に入った。
バリュー賞の「素直に、オープンに賞」をいただいた。

STUDIOgatherでは第2期メンバーも加入し、「実装ルール共有会」などのイベントをコミュニティ内で開催したりした。

STUDIOgatherを運用フェーズから拡大フェーズに移行するためにグロースチームとコミュマネチームに分け、それぞれ背中を合わせて進めていく体制を取ろうとしたがそう簡単にはいかない。

この後数ヶ月間、拡大が全く進まず苦しむ。


7月:ギャッシュク🏖


8月:インターン生採用

STUDIOgather拡大のためインターン生を募集した。

結論を言うと、自分のミス、マネジメント能力不足でうまくバリューを出させてあげられなかった。約4カ月間、コミット量は多くなかったとはいえインターンを行ってもらった二人には申し訳ない気持ちである。

ここで学んだことを活かして2023年は採用を行っていきたい。


9月:STUDIOgather拡大、路頭に迷う

インターン生の育成とサービスの拡大を同時にやるのが全然うまくいかなかった。ここから学んだことは2つある。

  • 選択と集中をしないと事業を前に進めることはできない

  • 自分のマネジメント力に課題が多くあること(イシューの渡し方や1on1のスキルなど、主に育成面)


10月:STUDIOgatherチームにLeanUXとOKRを取り入れようとする

チームにLeanUXとOKRを取り入れるためのNotionを構築したりするのにかなりの時間を要したにもかかわらず、いざ運用してみるとうまく回らないということが起きた。

Done is better than perfect. の精神が足りなかったようだ。


11月:STUDIOgatherのビジョン・ミッション策定

LeanUXやOKRなど色々やってみようとしていく中で、僕らSTUDIOgatherはどこを目指したいのか、わからなくなってきた時期。

今見えているゴールにワクワクしない、僕らがやる意味はあるのだろうか。

そこでビジョン・ミッションを考えることで僕たちが目指す世界となすべきことを定義した。もう迷わなくなった。今はこのゴールにワクワクして仕方がない。


12月:速く、シンプルに。そしてオープンに。

1年間の振り返りをしつつ、自分に足りないものを定義した。

速さである。
速く、シンプルに物事を扱う。
複雑なものをシンプルにすることで速さを出す。
複雑なものを複雑なまま扱おうとするのは無能のやることである。

そして、速く作ったものをオープンに。
早く出して、フィードバックを早くもらうことが全体の速さにつながる。

12月はnoteを3本出した。
アドベントカレンダーきっかけだったが、"書きたい"という衝動が生まれた。あまりデザインに触れなくなった今、僕のクリエイティビティの発散場所は文章だと思う。


総括

壁にぶつかっていた当時は分からなかった課題が、今振り返るとわかる。
こう見るとうまくいかなかったことが多いが、振り返る中でうまくいってなかったと理解できると言うことは視座が上がったということではなかろうか。

速さは全てを凌駕する。

速さにこだわって、2023年も駆け抜けていきたい。

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