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FAIRY

インクトーバー2022 24日目 お題は『妖精』

友だちの夫は文化人類学者である。南半球の国で憑依系宗教の研究をしていた頃、彼は妖精に気に入られたのだそうだ。妖精はマリアーナという名前で、長老を通じて彼と対話する。その集落に何度も通ううちに、マリアーナから見初められたのだ。

わたしの友だちとの結婚を決めた時、彼が「マリアーナに許しを乞うために、一緒に行ってほしい」というので、その集落へ行ったそうだ。そして、儀式が始まりマリアーナが長老に憑依してきた。自己紹介をして、彼と結婚しようと思っている、と伝えると「わかった。いいだろう」という返事をもらった。それでめでたく結婚、となったそうだ。

目に見えない人がどんな様子かを想像するのは難しいが、なんか翼が生えているんじゃないかと思った。ディズニーに偏りすぎか。

妖精と聞いてまず最初に思い浮かんだのが「ポニョ」なので、わたしはジブリにも侵食されている。

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