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日経平均をチャート分析してみる2020/12/21~12/25

英国では新型コロナウイルスの変異種が登場し、ロンドンでは感染拡大によって3度目のロックダウン(都市封鎖)となりました。いろいろな型で流行する様子は、毎年流行るインフルエンザのようですね。両社の違いといえば、ワクチンの有無といったところでしょうか・・・

加えて、日本では内閣支持率が低下しているようです。政局の不安定は
株価に影響を及ぼしますから、懸念材料ですね。


日経平均株価は12月7日に高値を更新して以降、じりじりと横ばいでの動きが続いていましたが、21日に2万6,905円まで上昇し、再び高値を更新しました。ただ、英国のロックダウン報道を嫌気したのか、その後は戻り売りに押される展開になっています。

先週からIPO株が連日新規上場することもあり、短期物色の矛先が向かっています。29年ぶりの高値水準、高値掴みになることを思うと買いづらい水準。今週もIPOが目白押しですから、引き続きIPOに注目が集まる可能性が高いです。

さらに、信用評価損益率を見ていると、高値圏にもかかわらず個人投資家の地合いが悪化しそうな雰囲気が出ていますから、大型株からは多少資金が抜けるかもしれません。

一方、28日月曜は権利確定ですから、今週はそこそこ底堅いでしょう。ただ、先物と現物の乖離を見ていると、権利落ちもありますから権利落ち後の動きに注目です。

そして、足元ではドル売りが進んでいて、103円を一時割り込みました。おかげで、ドルベース日経平均が高値圏の状況ですから、買い越しが続いている外国人投資家の動きに注視しておきましょう。

ということで、売り方VS買い方のバトルが続く一週間を想定していますから、引き続き横ばいの動きになるのではと考えています。

なお、マーケットはすでに2021年を織り込み始めてるような動きをしていますから、2021年の銘柄は、2020年とは選別が少し変化することでしょう。2020年とは選別が少し変化することでしょう。

高値圏で無理に動くと、買っては下がり、売っては上がりということになって往復ビンタを食らいがちです。年末年始にくよくよしないように、難しく感じる時は休むも相場でいいでしょう。


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