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メリークリスマス ♬
今日は病棟のクリスマス会の日でした。
主なプログラムは…
①スタッフによるストッキング綱引き
つなひきの希望者をつのったら、数名のスタッフが手を上げました。どうやら、一度はやってみたかったそうです。患者さんは大笑いしていました。
②じゃんけん大会
じゃんけんを勝ち進んだ患者さんが、景品をもらいました。みんな勢いよく「じゃ~ん け~ん ぽ~ん!!」と大きな声を出していました。
③サンタクロースとトナカイによる寸劇
わたしがサンタクロースになり、スタッフ2名がトナカイになりました。大きな袋を持って登場したときは、患者さんは「わ~ 待ってました!」となったのですが…
袋には穴が開いていて(という設定で)、わたしが「ごめんなさーい。プレゼントを落としてしまいました」と言うと、患者さんたちは一斉に「え~~」「プレゼントはないんですか~」「クリスマスなのに~~」と言われました。
それが芝居であることに気づかれた患者さんは、すでに笑っていました。
わたしとトナカイは「プレゼントは探してきますので、ケーキを食べて待っていてください」とイチゴケーキを配りました。
患者さんたちは「美味しいね~」「嬉しい~」「早く見つけてきてね~」と笑顔になって食べました。
ケーキを食べ終わる頃に「プレゼントが見つかりました~」と、わたしとトナカイでプレゼントを配りました。
プレゼントは来年のカレンダーや靴下だったのですが「この歳でサンタさんから、プレゼントがもらえるなんて!」「ありがとうございます!」「大切にします!」と喜ばれていました。
大雑把に言うと、こんなクリスマス会でした。
クリスマス会が終わったあとに、患者さんの部屋に回ってみたら、床頭台にカレンダーを置いていたり、すでに靴下をはいている患者さんもいました。
詰所にも、数名の患者さんが来られて「今日はありがとうございました!」「準備が大変でしたね。楽しかったですよ!」など感想を言ってもらい、スタッフともども喜びました。
クリスマスの華やかで楽しい雰囲気は、若い患者さんも、高齢の患者さんも、みんなが笑顔になることができます。その笑顔を見て、わたしたちスタッフも笑顔になれました。
ほのぼのとしたクリスマス会になって嬉しいです。
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