選ぶ楽しみ と 選ばない快適さ
昨日、家の階段の電球が切れたので、昼間に電気屋に買いに行くつもりでした。
外は大雨でした。
「こんな大雨の日に買物に行くのもなぁ…」と思いましたが、「階段の照明がつかないと夜が不便だなぁ」とも思っていました。
外の雨を見ながら「どうしようかな…」と考え続けました。
買物に行けば電球は手に入るけど、大雨の影響で事故や渋滞の可能性があります。買物に行かなければ事故や渋滞はないけど、電球は手に入りません。
どっちを選んでも、良いこともあれば悪いこともありました。
しばらく考えた結果、電気屋が開店しているか確認の電話しました。すると、電気屋は大雨のため臨時休業になっていました。
電球を買いに行くという選択肢がなくなった途端に「階段の照明がつかなくても仕方ないか!」と、すぐに開き直りました。
不思議なものです。
AとBという選択肢があれば、選ぶのに考え続けていたのに…
Aしか選べないとわかった途端に「Aでいい!」と、あっさり割り切れてしまったのです。
「今まで考えていた時間は何だったのか?」と思うぐらいに、あっさりと割り切れました。
こういうことは、日常生活のいろんな場面に当てはまるのかもしれません。
メニューの選択肢が多いと選ぶのに迷いますが、選択肢が少ないと迷うことも少ないです。
だからといって、選択肢が少ないことが良いというわけではありません。
せっかくなら、いろいろなメニューから選択してみたいときもあります。
選ぶ楽しみ と 選ばない快適さ
両方のバランスがとれたらいいなと思います。
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