続！暴落開始！

本日の日経平均は483円安、23,343円と、いよいよ誰の目から見ても「暴落開始」が意識され始まりました。本日のマーケット関係者のコメントを聞いていると、今まで強気のコメントをしていただけあり「歯切れの悪い」コメントが多く、「新型ウィルスは想定できなかったよ」といった言い訳が根底にあるように聞こえました。そもそも、マーケットの専門家が日経平均で3度24000円トライし、抜けきらなかった場合どうなるのかを想定しなかったのか？と不思議ですね。昨年末の株高の理由として「個人投資家の売りが多いから」と言っていたエコノミストは今何を考えているのか、興味深いです。

さて今後の展開はどうなるのでしょうか？本日の日経平均は2％超下げているわけですが、香港・中国市場が休場の中、日本市場にリスクヘッジの売りが集中したようです。またNYダウ先物で1％程安くなっていたので今晩の米国株も下がると見た売り方が多く、反発も限定的で安値引けとなっております。つまり現在の日経平均の株価水準は今晩のNYTダウが1％下げると織り込まれているということです。

私のいままでの経験ではこの状況（今晩のNYが下がって当たり前）で売りポジを保有していると、やられることが非常に多く、賭けとすると分が悪いと思いまうので、私は先週から貯めていた売りポジ（日経平均CFDの売りが主）を今日すべて外し、少し高いところに日経平均CFDの売りを指しております。目線は引き続き売り目線でいいと思いますが、日足ですと一旦今晩の米国株の反発があってもおかしくないと考えているからです。

上記のグラフは日経平均の日足ですが、ギャップ（窓）が大きすぎるので、NYダウが今晩少しでも戻るのであれば明日の反発も十分にあると思いますし、25日MA（移動平均線）付近では一旦もみ合うケースが非常に多いのですが、中期的に下落局面にに入った状況で窓埋めまではいかないかと思うので、23600円～700円付近の売り指値が有効かと思います。ご参考のため、NYダウの日足とドル円の日足チャートも掲載しておきます。

今のNYダウ先物が28720ドルぐらいですので、270ドル安から始まり100ドル安ぐらいで引ければ明日の日経平均は上がって始まることになります。もし大幅に下がり、明日の日経平均も続落であれば、23000円割れで短期反発狙いの買いもありですよね。しかし為替の動きを見ると・・

上記のチャートはドル円の日足ですが、1月27日16：00時点では陽線になっているんですよね。

個別銘柄では新型ウィルス関連はS高が続出していたり、決算銘柄の乱高下があったり、不祥事銘柄の暴落があったりと、話題に事欠きませんが、全体が当面不安定のため下手に買いを入れると大やけどする可能性が高いのでしばらくは控えた方がいいと思います。しかし私が見ている銘柄で面白そうな銘柄と良いタイミングが来たらまたお知らせしたいかと思います。

1銘柄だけ言いますと、以前の投稿で書いたかもしれませんが、（6701）NECは注目してます。29日（水）が決算予定となっておりますので、上がれば見送りしますが下がればチャンスかと思います。何故かはまた時間があればご説明します。

マーケットは荒れ気味ですが、荒れているこそチャンスがあるわけですから、儲けましょう！ではまた！