赤か青か

赤か青か?

2月の相場が始まりました!

本日(2/3)の日経平均の終値は233円安の22,971円となっております。先週末、米国株は大幅下落となり、NYダウは600ドル安と2%安、S&P500は1.77%安、NASDAQは1.59%安と大幅下落となっており、NYダウとS&Pは1月の月足が陰線で終えております。

夜間の日経平均の先物は22660となっていたため、本日の日経平均に反映されると500円安で始まってもおかしくなかったのですが、春節明け、暴落が確実視されていた中国市場ですが「中国人民銀行が公開市場操作で約18兆7000億円の資金供給」「中国政府の売り規制」が発動され、思ったほど下がらなかったことから売りの切り替えしが起き、日経平均の日足では「陽線」を保つことが出来ました。

個人的には「資金供給」や「売り規制」ではマーケットの自然の力を止めることなど出来ないと考えていますので、止まるべく水準で止まったんだろうなと思います。

日経平均の日足を見てみましょう。(下記グラフを参照)

0201日経日足無修正

現在の株価水準(@22971円)は25日MA(移動平均線)(@23682円)から711円(3.09%)下にいるため、①25日MAに呼び戻される(一旦上昇)200日MA(@22099)に接近する(一旦下落)のどちらかになります。今晩のNY株の動き次第ではありますが、本日の日経平均の値動きを見ますと①の可能性が高そうに思えます。

0201日経日足修正あり

①が赤パターン②が青パターンですね。

①の場合ですと、今晩のNYもしっかりで明日も引き続き上昇ですから明日は絶好の売り時になりますし、②であれば引き付けて買いから入ってくことになります。いづれにしても本日のプライスは中途半端でまだ下げ切ってないように感じます

次に週足です。日経週足チャートを下記に掲載しますのでご参考ください。

0201日経週足無修正

週足では以前から申し上げているように「三尊天井」が形成されようとしておりますが、それを確信させているのが「MACD」の「デッドクロス」です。「MACD」とは移動平均線を元に株価のトレンドを見るチャートですが、週足ベースでデッドクロスした時に「ダマシ」であったケースはほぼございません。(下記週足チャート参照)

0201日経週足修正あり

過去の株価がピークを付けた時も「MACD」の「デットクロス」が出現しております。

従って週足ベースで「下落すること」は「ほぼ確定」しており、問題はその下げのリズムによってどのタイミングで売買していくのかが重要なことかと考えております。

明日、赤か青かわかりませんが基本的には「売り目線」なのは変わらないと考えております。

それではまた!

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