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いつも内省してるけどより内省した1週間の話

7月29日(月) ハキハキと話せるように頑張りたい日

 社会人になってからのコンプレックスの一つ、声が小さい。日常会話から会議の場などなど、いつも小さい訳ではない(と思っている)けれど、小さくなる時が多いという話。特に、自信がない時はどんどん小さくなる。上司に報告事項がある時も、「これは自信があります!!」という事はハキハキと大きな声で話している(はずだ)けれど、「合ってるかな。。」という事は自信なさげに話す。つまり、感情が声に乗りやすい。そのため、しょうもない嘘をつこうものならすぐにばれてしまう自信がある。実際に上司には分かりやすいと言われている。だから出会って早々に上司の前で嘘をつかないと決めた。だからと言って他のところで思う存分嘘をついてやろうとは思わないので安心してほしい。

7月30日(火) 今年の花火は絶対に外で見ると決めた日

 数年ぶりに、今年の夏は外で花火を見ようと思う。長らくの間、暑さと人混みを理由に行ってなかった。その代わりに、涼しい部屋で中継を見ることはしていた。ちゃんと部屋は暗くしてそれなりに楽しんでいた。音楽に合わせて花火が上がるのにめっぽう弱く、よく泣いた。今年は人混みを少しは避けられそうなので、1度は必ず外で見ると決めている。あと、1人でも見に行きたいと思うモチベーションになったのも大きい。花火を見に行くのにモチベーションも何もないのだけれど。暑さは厳しいけれど、今年の夏を存分に楽しみたい。

7月31日(水) 野心と従順な心を戦わせてみた日

 『実は野心もあるでしょう?』と、指摘をされてハッとする。否定はしない。やりたいことをやって生活していきたいし、仕事で満足のいく成果を上げたい。誰もやったことないことをやってみたいし、やり遂げてみたい。野心という言葉の意味を調べてみたら、「密かに抱く大きな望み」のほかに、「身分にふさわしくない望み」と出てきた。性格上、後者の意味につい引っ張られてしまうことはさて置き、野心とほぼ同じだけ、誰かに従いたい気持ちも持っている。そうでないと不安だからだ。もう一つは、その誰かが活躍するのを支えるのが性に合っていると思うから。いつも頭に浮かんでいるのは、その人が無事に橋を渡れるように、先回りして修繕が必要な所をトントン直している図。あとはその人が渡った後を、さささーっと掃除している図。書いていながら、これはとんでもない自己満足なのかもしれないと思いぞっとしたけれど、ここまで書いたということは自分の本当の気持ちなのだと認めて、ここに残しておくことにする。

8月1日(木) 日本のお祭りっていいなの日

 今日は夏祭りの日。移住して初めての夏祭り。会場はたくさんの人がいてとても賑やかだった。まだまだ日が落ちなくて暑さが残る夕方ごろ、地元の子どもたちの踊りの時間だった。こんなにもいたの?と驚くくらい、たくさんの子どもが参加していた。大きな掛け声と、息の合った踊り。それを間近で見てうるうるしてしまった。「暑い中たくさん練習したんだろうな。もしかしたら踊りは体に染みついていてすぐ踊れちゃうのかな。」いろんなことを想像しながら見ていた。来年も変わらずこの光景が続いていますようにと心の中で願った。

8月2日(金) やっかいな自分をそれでも愛したい日

 …気持ちがざわざわした時、その処理がどうも苦手なようだ。ざわざわにもいくつかあって書き出してみたところ、自分ではどうしようもできない、コントロールできない場面でよく生じていることが分かった。というかほぼそれだった。(あとは原因が分からない漠然とした不安を感じている時。)”いくら考えても自分ではどうしようもできない”と、頭のどこかでは分かっていながらも、気持ちが正直に動いてしまう。その上やっかいなのが、怒りやイライラに変わる時。なんでこんなに乱されてしまうのだろうといつも落ち込んでいる。もう少し楽になれたらなと思う反面、これが私なのだと、受け入れて、これからも仕方なく付き合ってあげたい。

8月3日(土) 息を吸って、吐く日

 午前中、ピラティスの体験会に行った。ピラティスは、インナーマッスルを鍛えて姿勢を整えるエクササイズのようなもの。最初の姿勢チェックで肩が内側に巻いていることに気づく。そうすると、どうしても呼吸が浅くなってしまいがちになる。1年ほど前、精神的な負荷が大きかった時期には、それが原因で声が出にくくなったことを思い出した。心と身体が密接に、深く関わり合っていることを痛感する。息を吸って、吐く。たったそれだけのことだけれど、意識すると日々の暮らしにはきっと変化があるはず。少しでも過ごしやすく、自分らしく居られるように。…話が脱線してしまったような気がする。ピラティスはとても楽しかった。

8月4日(日) 軽やかに、伝統文化に触れた日

 伝統文化に触れた日のことを書く。私が参加したのは、かごを編むワークショップ。そのかごというのが、1300年の歴史をもつ技法によって作られるものなのだ。ワークショップの会場には、その日講師を務めた職人さんの作品が並んでいた。一つ一つ細やかに、丁寧に作られたことが作品からひしひしと伝わるようだった。初めてでも上手に作れるのだろうかと不安だったけれど、そんな心配は全くいらなかった。楽しくて仕方なかった。上手に作ることよりも、その日集まった参加者が和気あいあいとした雰囲気の中で、もくもくと作業をする空間を楽しむことができた。伝統的なものに触れる時、どことなく厳かな雰囲気や、決まり事があるような気がしていつも緊張していた。けれど、こんなにも軽やかに、和やかな雰囲気の中で楽しめるのなら、もっともっと触れてみたいと思った。このままの雰囲気を身に纏った、この職人さんが大好きになった。


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