フランスの展示会「メゾン・エ・オブジェ」に行ってみた。

フランスのパリ郊外で開催されている、雑貨のパリコレと言われる展示会。
「メゾン・エ・オブジェ」(Maison et Objets)
2017年から2019年まで、バイヤーとして、連続6回行った経験をもとに、
これから行く人の参考になれば、と思って記事を書いてみようと思う。

どんな展示会?

Maison(メゾン) = 家
et (エ) = and
Objets(オブジェ) = 物

簡単に言えば、「家の中のおしゃれな物を集めた展示会」
家の中と言っても、庭やプールも、時には、レジャーも含まれます。
アクセサリーやファッション雑貨もあります。
ヨーロッパでは最大級の一般消費財の展示会です。

いつ展示会は行われるの?

例年、1月と9月に行われています。
2020年の9月、2021年1月は、COVIDのため、開催キャンセルになりました。

2021年9月は行われました。
フランス人バイヤー中心に、積極的な商談が行われたようで、出展企業は好調だったようです。アジアからの出展やバイヤーは皆無だったそうです。

2022年1月は、3月に延期して行われました。
COVIDは落ち着いてきていたものの、ロシアのウクライナ進行の直後だったため、バイヤーの購買意欲が少し低下していたようです。アジアからの出展やバイヤーはほとんどいなかったようですが、私の知人の日本人バイヤーで、行った人はいます。

次回、2022年9月は予定どおり(9月8日-12日)行われますが、開催規模は、まだ2020年1月の頃までは戻っていません。おそらく、アジアやアフリカからの出展は少ないと思われますが、バイヤーについては、日本も含め、かなり戻ってくると思われます。

どこで行われるの?

パリの北、ヴィルパントにある展示会場で行われます。
ここは、もともとパリ万博の会場になった場所ですから、郊外にあって、面積も広いんだろうなあ、、、という感覚を持ってもらえると、いわゆるパリ市内とのギャップにびっくりすることもないかな、と思います。

2018年頃までは、ポルトマイヨからヴィルパントまで、無料の専用バスが、ひっきりなしに出ていましたが、周辺の工事のため、廃止になってしまいました。そのため、パリ市内からは、国鉄(RER)B線で、会場まで行くのがスタンダードになりました。

B線の位置関係は、
シャルルドゴール空港→10分→ヴィルパント(展示会場)→30分→パリ市内 です。(各駅停車の場合)

シャルルドゴール空港から、ヴィルパントまでの無料バスは健在です。位置関係をしっかり把握しておくと、ホテル選び、観光などがスムーズにいくと思います。

尚、B線については、非常に注意事項が多いので、後述します。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?