【読書おすすめ】うまくいっている人の考え方(ジェリー・ミンチントン)
友人からのおすすめ書、10年以上前に出版されたミリオンセラーだけど、アンリミで読めます。
こういう生き方指南書って、斜めに読むとへーほーふうんで終わってしまいがちです。それでも、良書はひとつの考え方を、いろんな方向からボキャブラリーで補強してくれて、かっちかちの頭と心をコツコツとしつこく穿ってくれます。それに、その時々によってセレンディピティ的に心に響く箇所は変わります。
今の私にひびいた箇所
〇ハンマーで自分の親指を叩く少年の話
何度もハンマーを振り上げる少年に、どうしてそんなことをしているのかと尋ねるとこう答えた。
「叩くのをやめたときに気分が良くなるからさ」
これは寓話だけど、確かに私たちは、自分で自分を痛めつけるようなことを日々している。
この場合、感情は「痛み」そのものじゃなくて、「ハンマーで指を叩くこと」つまり、自分で叩くことを選ぶことさえしなければ、痛くないっていうこと。
「苦痛を伴う感情を自分で作っていることを認めないから、外的な原因に責任を押し付けて、自分がその犠牲になったと感じるのだ。しかしそれでは何も解決しない」
自分の心の状態は自分で責任を取る。取れるってこと
自分の感情に責任を持つこと。自分の機嫌は自分で取れること。
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