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【読書おすすめ】自動的に夢が叶っていくブレインプログラミング(アラン・ビーズ バーバラ・ビーズ)

網様体賦活系」(Reticular Activating System)、通称RASという耳慣れない脳内組織の働きについて書いたら、友人にお勧めされた本。さっそく読んでみて、その奥深さや実効性にワクワクした。

RASとはつまり、脳の一番中心部にあって、脳の活動を支配するコントロールセンターのことだ。ここはGPSやナビゲーションシステムのような機能を備えている。

つまり、目的地=自分が何をしたいのか、どのように行きたいのかを掲げれば、勝手に検索システムが作動して、過去の知識経験から運動神経・知覚神経等々統合して、「どのようにして」の部分を請け負ってくれる。


私(という顕在意識)がすべきことは、シンプルだ。

・目的地を設定して、望むこと・起きてほしいことだけ考える

・望まないこと・起きて欲しくないことは考えない

・目標を大きく明確に、肯定的な言葉で描いて視覚化する

・やりたいことリストはABCの順序をつけて、ランクAには期限を定める

・準備でなくて今すぐ取りかかる。階段が一番上まで見えてなくてもいいので、まず最初の1段目を登る

・自分の人生に引き入れる価値があるもの・人だけを聞き入れる、つまり自分の人生に責任を取る

・どんな状況でもユーモアスな面を探す


特にこの「望むこと、起きてほしいことだけを考える」という、言葉にすると実に単純な、でも実行しがたいことに感銘を受けた。

こうなりたいと願うことだけに意識を向ける→そのあとのことは、みーんなRASにゆだねる。それでいいのか!

考えてみれば、これまで意識下無意識化に何と長い時間、自分にダメ出しをしたり、他人を妬んだり羨んだりしてきたもんだな、と嘆じた。本書には思わず笑っちゃうくらいの、ポジティブでしかも含蓄に満ちた言葉が溢れている。これをパラパラと繰り返し読んでるだけでも、脳内システムが変わりそう。


今気づいたんだけど、原題はそのものずばり「The Answer」だって。久しぶりに五臓六腑に染み渡った本でした。私としては超おすすめ。


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