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【100年足腰だより】9月の体調管理:深呼吸のすすめ

台風が過ぎたら、蝉の声がつくつくぼうしにかわりました。夏の疲れが、たまっているころですね。
一回目は、健康管理の基本のき、呼吸についてのお話です。

呼吸のしかたって、改めて教わりませんよね。先日、うら若き友人(笑)のお腹をさわったら、あまりにも上腹部がかたまっていてびっくりしました。「え、ふつうってどんな感じなんですか?」

あおむけになって、おなかのまんなか、みずおちの部分を触ってみてください。肋骨とおなかの際のところ、押してみて境がはっきりしてますか?ふわふわ柔らかいですか、それとも痛みがあったり、人に触られたらくすぐったいような過敏な状態になっていたりしませんか?

ここには、「横隔膜」が横断しています。ざっくりいえば、この上が呼吸のスペース、この下が消化のスペースです(ざっくり過ぎる?)
そして、これがしなやかで、呼吸の主役として本来の働きができていると、もー語り切れないほどの効果があります。横隔膜について1時間語りたいぐらいです(笑)
いわば、100年足腰のための「司令塔」なんじゃないだろうか。

あまり知られていないのは、この横隔膜が、腰椎(腰の部分の背骨)にもついていることです。そして、大きく息を吸うと横隔膜は下がり、そして腰椎を伸ばします。

深呼吸するとき、よく「はく方を大事に」なんて言われますが、私は吸うほうも大事にしていただきたいです。大きく息を吸って、横隔膜をぐうっと下げて、胸を拡げてください。そして吸うときに、ぜひお腹を突き出すんじゃなくて、上に伸びてみてください。横隔膜がしっかり働いていれば、すうっと自然に背骨が伸びるのを感じられるはずです。

今日は、深呼吸のおすすめでした。
1時間の呼吸のお話をききたいかたは、ご連絡ください(笑)
横隔膜を動かして、肩ひじ張らずにハラの据わった足腰を育てましょう!


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