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【読書】愛を伝える5つの方法(ゲーリー・チャップマン)

この本を紹介してくださったミコリーさんの肩書を紹介しようと思ったら

恋愛カウンセラー/婚活コンサルタント/夫婦円満コーチ/恋愛カウンセラー養成コーチ/0円起業コンサルタント
などなど、主にコンサルタント業をしています。
恋愛カウンセラー歴は10年、相談件数は4500件以上。
今現在も大手恋愛サイトと自サイトで、恋愛や婚活、結婚生活や不倫などのお悩みにアドバイスをしています。

…いや、公式HPを張っておきます(・_・;)

本書の骨子は比較的シンプルです。
人にはそれぞれ「愛の一次言語」がある。
一時の恋愛感情を超えて、長期間の愛をはぐくみ幸せを持続するためには、お互いの言語の特徴を学んで理解しする必要がある。それは異国人同士が仲良くしようとするのとおんなじ。
そして愛の言語は大きく5つあり、後はそのバリエーション(方言)。
それをユーモアを交えながら、たくさんたくさん事例を出して説明されることで、だんだんと腑に落ちていきました。長期ベストセラーも頷けます。

人間の最も基本的な感情的欲求は、恋に落ちることではなく心から愛されることです。
そして本能ではなく、理性と選択から生じる愛を知ることです。
私たちが本当に必要としていることは、私たちを愛することを選んでくれる人、
私たちのうちに愛に値するものを見いだしてくれる人に愛されることなのです。
本物の愛、長続きする感情的な愛は、選択です。
もし愛が選択の行為なら、恋の絶頂感がなくなって現実に戻った後も愛することはできるのです。

私も自分や元夫、子供達それぞれの「愛の一次言語」が違っていることを、たくさんの実例や説明で理解できました。パートナーシップを考える全ての人に読んでもらいたい本です。

いや、パートナーシップ1対1に限りません。ミコリーさんは、「出会った人すべてについて愛の言語を考える」とコメントしてくれました。
結婚生活に限らないのです。

私がよくハマっていたのは、共感性の罠です。「どうしてこう思ってくれないのか?」「察して欲しい」なんて土台無理なんだと肚をくくるのは、私にとって難しいことでした。一度大丈夫と言ってしまえば、ああ大丈夫なんだとなるし、一旦は聞いたんだからという免罪符にもなる。大丈夫って言ったけど、本当は大丈夫じゃないなんてしち面倒くさいことは通用しない。
結果的に、何もかも抱え込んでキャパオーバーになって癇癪を起こす。

言語体系が違っていただけだったんだよ~~昔の私よ。

そんなことを考えていた翌日、私はこんな夢を見ました。
私クモが苦手なんですが、部屋の中で見つけて、まだちいさいころの子供たちがキャーキャーいい出す夢です。「どいてて!なんとかするから!」と追いつめて追い詰めて、でもとどめがさせずにためらうところで目が覚めました。目覚めてからも胸が縮まる思いでした。
私何やってきたんだろうな?何を、肩肘張ってきたんだろうな。

人が愛として求めるものって、こんなにも違うんだなあ。お勧めの書です、これもアンリミにあるし、耳読書もおすすめです。


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