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お兄ちゃんハウス 第9話

週明けの月曜日

〇〇は昼食にさくらと遥香と
一緒に学食を食べていた

遥 :  皆と仲良くなれてホント良かったね

さ : 〇〇君から連絡が来た時はホッとしたよ

〇 : いやぁ…俺も頑張った甲斐があったよ

〇 : 2人にも色々と助けて貰ったからね
       ホントにありがとうニコッ

遥 : ま..まあゼミの研究課題でもあるからね///
       
さ : 困った時はお互い様だよ///

〇 : (なんで顔が赤いんだ…)

〇 : ところで2人とも放課後空いてる?


遥 : え?なんで?

〇 : お礼にご飯でも奢ろうかなって…

遥 : えー今日は用事があるからな…

さ : 私は空いてるよ!!

〇 : 俺は遠藤さんが良いなら2人でご飯食べに行く?

遥 : えー!?

すると…遥香の顔はしかめっ面になってたが
さくらは何故か満面の笑顔になっていた




さ : 私は大丈夫だよニコッ
       (やったぁ)

遥 : えーじゃあ私は?
       

○ : じゃあ また後日一緒に行こ

遥 : おっけーニコッ

すると険しかった顔が笑顔になり
さくらに見せつけていた


〇 : (なんで遠藤さんは頬を膨らましてるんだ…)

〇 : ご馳走様でした
       じゃあ俺は報告書をまとめに行くから

〇 : またゼミでね〜

遥 : またね👋

さ : 頑張ってね!

——————-

新内ゼミでは
○○は成果報告と今後の計画を発表した

○ : 以上です

眞 : はーい 発表お疲れ様〜 

眞 : ゼミの皆んなで連携して無事に寮の皆んなとの
       絆を深められたということで…

眞 : 引き続き皆んなで協力して
       ○○君のサポートをしていきましょう

一同 : はーい 

眞 : 〇〇君は引き続き頑張れ👍

〇 : わかりました

眞 : では今日は解散
       みんな気をつけて帰ってね

一同 : ありがとうございましたー

沙 : さくー 一緒に帰ろ!

さ  : ごめんね…今日は〇〇君と一緒に帰る
        約束してて…

するとゼミの皆は…

えー!?

沙 : え?さくと〇〇君付き合ったの?

遥 : ムッ

聖 : 世紀のビッグニュースやん

眞 : (青春してるな〜)

さ : ち..違うよ…

〇 : 俺が川崎さんと仲良くするキッカケを
       遠藤さんが作ったくれたからそのお礼だよ

沙 : なんだ〜早く言ってよ

さ : さやが聞く耳持たず、急いだからだよ

さ : そうでした笑

聖 : ん..でもかっきーは?
     
○ : 賀喜さんは今日予定あるから
       また後日に行くつもり

聖 : そうなんや!良かったな かっきーニコッ

遥 : ちょ..声がでかいよ…

聖 : じゃあかっきーは嫌なん?

聖来はかっきーだけに不敵な笑みを浮かべる

遥 : べ..別に嫌じゃないよ

聖 : やって!良かったな〇〇君

〇 : え..まぁ…嫌われてないなら
       俺としても嬉しいけど…

遥 : (今のはどうゆう意味?)

2人の空間を裂くようにさくらは遮った

さ : じゃあ〇〇君行こっか

〇 : うん
       じゃあ皆んなまたね〜

レ : ばいばーい

聖 : お達者で〜

沙 : 楽しんでね さくらニコッ

さ : またね〜

校舎を出て○○達は近くのショッピングモールに
向かった

さ : (○○君と2人っきり…
        それだけでもドキドキするよ…)

○ : 遠藤さんは何食べたい?

さ : え..私は…和食が良いかな

〇 : 和食ね お母さん達とよく行ってる場所が
       あるんだけどそこで良いかな?

さ : うん!そこ行こニコッ


〇 : う..うん…
       (なんか遠藤さんの笑顔見るとドキッとするな…)

さ : (どうしたんだろう…)

——————

〇〇達は目的の場所に着きメニューを見る

〇 : 俺は和食御膳にしよっかな…

さ : さくは天ぷらうどんと…みたらし団子も
       良いかな?

〇 : いいよ 遠慮しないで笑

さ : ありがと〜

2人は注文を終え料理が来るまでの時間
他愛もない話をしていた

○ : ほんと遠藤さんはみたらし団子が好きだよね

さ : うん!みたらし団子がこの世で一番好きな
       食べ物だよ

さ : 遠藤君はこれが一番好きって食べ物はないの?

○ : うーん…でも甘い物は俺も好きだよ

さ : 甘い物良いよね!私も甘い物は大好きだよ

○ : たまに大学の帰りにコンビニに寄って
       スイーツ買っちゃうんだよね

さ : わかる〜!! 
       私もたまに買っちゃうんだよね

〇 : なんか不意に食べたくなっちゃう時が
       来るんだよね

さ : 私もニコッ

2人の会話が盛り上がってる中
頼んだ料理が運ばれてきた

〇 : じゃあ頂きます

さ : 頂きます🙏🏼

パクッ

さ : おいひぃ〜

○ : クスクス

さ : ん?

〇 : なんか遠藤さんってご飯食べる時
       すごい幸せそうだよね笑

さ : あ…ごめん
       (恥ずかしい//)

〇 : 別に悪いことじゃないよ
      なんか遠藤さんが幸せに食べてるとこっちも
      幸せになるっていうか…

さ : なんか恥ずかしいけど…
       そう言って貰えると嬉しいなニコッ

○ : ドキッ💓

さ : じゃあ〇〇君にはみたらし団子
       お裾分けするね


〇 : 良いの?

さ : もちろんニコッ

それから2人は料理を堪能して
お店を後にした

さ : ご馳走様〜
       ありがとう○○君!

○ : 満足してもらえたならな
       奢った側も気持ちいいよ笑

遠藤さんが喜んでくれてよかった

さ : (もう終わっちゃうの…早いよ…)

〇〇と離れたくないさくらは思い切って…

さ : あの…またご飯一緒に行かない?

〇 : え?

さ : だ..駄目だったら大丈夫だから…

〇 : まさか遠藤さんから誘って貰えるとは
       思っもてなかったら

さ : え?

〇 : 俺も今日、遠藤さんと話しててすごく
       楽しかったし…

何より…

○ : 遠藤さんのご飯食べてる姿が可愛くて笑

さ : はずかしいよ…
       (食べてる姿だけか…)

○ : また一緒に行こニコッ

さ : う..うん///
       

〇 : じゃあ俺はこっちだから
       気をつけてね

さ : うん!また明日ニコッ

さ : また〇〇君と次も遊べるグヘヘ
       (みんなには内緒にしよっと..)

その後、さくらはスキップして帰ったとさ…


                                                   To be continued 




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