見出し画像

お兄ちゃんハウス 第8話

無事みんなと打ち解けることができた○○

その週の土曜日に改めて○○の歓迎会を
寮のみんなでお祝いする事になった

普段お世話になってるからと
寮のみんなの枠な計らいでぐっすりと
寝ることが出来た

○ : みんなおはよう…

おはようございますお兄ちゃん!!

時計を見たら既に12時だった

元気な返事と賑やかな雰囲気が
ぼんやりとした○○の頭を活性化させる

リビングでは皆んながそれぞれが分担して昼食の準備をしていた

○ : (やっと皆んなと仲良くできた…)

桜 : おはようございます!ニコッ


○ : おはよう桜ちゃん

和 : おはようございま〜す

〇 : おはよう和ちゃん


無事この2人とも仲良くなれたしほんとに良かった…

○ : 皆んなご飯用意してくれて
       ありがとう

茉 : いえいえ!いつも用意して貰ってるので
       お休みの日くらい手伝わないとニコッ


○ : 助かるよ
      ありがとうニコッ

茉 : エヘヘ///

和 : ムッ…私も手伝いましたよ!

〇 : 和ちゃんもありがとう〜

和 : 撫でて欲しいな(ボソッ)

〇 : え!?

 和 : お願い〜

上目遣いは反則です…

〇 : わかったよ笑
       よく頑張ったねナデナデ

和 : ヘヘッ♡

咲 : いいな〜

美 : 全く和はいつからお兄ちゃんの事好きに
       なったの笑

和 : べ..別に好きとはいってない///

桜 : 照れてる〜笑

和 : ちょっと!
       こっちまで恥ずかしくなるじゃない///

茉 : でもホント良かった
       これで皆、白石さんと仲良くなれたからね

〇 : 正直、不安だったから
       俺もほっとしてるよニコッ

茉 : 今日は改めてみんなで〇〇さんの歓迎会を
       しましょう!!

咲 : 賛成!!

———————

昼食を終え
◯◯達は歓迎会の食材を買いにスーパーへきた

瑛 : 何買うー?

茉 : お兄ちゃんの好きな物だから…

えーっと…

茉 : お兄ちゃんの好きなものって何?

〇 : そういえば俺の素性とかあんまり
       言ってなかったよね笑

〇 : 好きな食べ物は煮物とかかな…
      

和 : 煮物だしなら和風出汁かな

〇 : お母さんがさ、煮物とか鍋とか作るのが好きで
       自分も好きなんだよね〜

〇 : 後は、お寿司とかかな〜

茉 : お兄ちゃんのお母さんって
       絶対美人な気がする

〇 : え…まぁ…
      (世間一般的に見たら美人だな…)

和 : 気になる…
       写真見せてよ

〇 : いいけど…はいこれ…

〇〇はスマホの画像を見せた


和 : え..めっちゃ可愛い…って白石麻衣じゃん!?

茉 : ほんまや…お兄ちゃんのママって
       あの大女優やったんや…

瑛 : すごい…

和 : (〇〇さんがこんなにかっこいいのも納得)


〇 : 母がそうゆう仕事柄なのかわかんないけど
       幼い頃からスパルタでさ

〇 : 色んな習い事させてもらってたんだ

和 : 何やってたの

〇 : 柔道に書道、水泳とか…
       あとは合気道と野球とかかな〜

和は〇〇の強さの秘訣がわかった気がした

茉 : 甘い物とか好きじゃないの?

〇 : 甘い物だったらクレープが好きだね

〇 : ケーキも家族でよく作ってたな〜

和 : 仲良いんだね

○ : そうだね!仲は良い方かな

その後も○○への興味は収まらず
買い物を終えるまで、○○は質問攻めにあっていた

————————

寮に帰ると…
部屋中にパーティーモールが飾られていて
咲月、桜を中心に歓迎会の準備が着々と進められていた

〇 : 凄い豪華だね!
       ありがとう準備してくれて

美 : いつもお世話になってますから
       これくらいしないと!!

彩 : ここは私となおなおで協力して飾りました

奈 : いっぱい頑張っちゃいました!!

〇 : ほんとにありがとう!
       俺も何か出来ることがあれば手伝うよ

彩 : 主役なんですから、何もしなくて
       大丈夫ですよ笑

〇 : そう?

彩 : はい!部屋で待っててください
       準備ができたら呼びに行きます!

〇 : わかった…じゃあ待ってるね!

彩 : はい!ニコッ


部屋に戻り
〇〇はこのゼミについてのレポートを書き出した

「4月27日(土)この寮に来て、はや数週間
    ここにいる寮生全員と仲良くなりこれから
     歓迎会が行われる。」

レポートを書き続けていると…

〇 : もうこんな時間か…

天井を見上げ〇〇は物思いにふけていた

〇 : これからが楽しみだな

〇 : みんなと打ち解けるだけじゃなくて
       「お兄ちゃん」としてもっと頑張らないと…

今日は存分に楽しもっと…


🚪コンコン

彩 : お兄ちゃん準備できたよ!

〇 : はーい今行くー!!

リビングに向かうと豪勢な料理が並び
満面の笑顔で皆が待っていた 

○ : おぉすっごい美味しいそう…

美 : 皆で頑張りました!

彩 : アヤはトマトを切りましたよニコッ

茉,奈 : マオ達はメイン担当!!



 ア : アルノは壁の装飾だったり
       彩りを添えました笑


瑛 : 私は和と桜と一緒に全体を担当しました
       (あの2人はほとんど遊んでたけど…)


瑛 : (けど…あの2人が1番楽しみにしてたな〜)

咲 : 咲月はダーリンを堕とす方法を
       考えてました!

〇 : あ..ありがとう…
       (ようは何もしてないってことね笑)

〇 : けどみんなほんと俺のためにありがとう!
       
桜,和 : では改めて…


〇〇さん!!
ノギシェアハウスへようこそ!!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?