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Tableau Tips シートとダッシュボードをノンストレスで行ったり来たり!「シートに移動」「次の場所で使用」

こんにちは!
DATASaberのRikaです。(DATASaberって何という方はこちら

便利なのに、あまり知られていない気がするTipsの布教活動中です。
今回のテーマは「シート⇔ダッシュボード間の行ったり来たり」です!

無限に増殖するシート・ダッシュボードのタブ、もう何がどこにあるのやら…

Tableauの良いところは複数のシートの情報をまとめた「ダッシュボード」を手軽に構築できる事ですが、
このダッシュボード、2、3枚に収まっている間は良いのですが、リッチなダッシュボードになると、10枚以上のダッシュボード、そのパーツであるシートも数十枚に及ぶことがままあります。

そうなると、もう大量のタブからシート1枚を探しあてるのも、逆に、どのダッシュボードのために作ったかよくわからないシートの行先のダッシュボードを探すのもかなりストレスフルです。

「シートとダッシュボードを簡単に行き来できればいいのに…」
って、なりますよね。

実はこれ、できます!
どちらも非常に簡単なので、とっても楽々です!

ダッシュボードからシートにジャンプ!「シートに移動」

まずは、ダッシュボードから該当のシートにジャンプする方法です。
ダッシュボード内、シートのタイルをクリック > 現れたグレーの枠線の端のアイコンエリアにある、「シートに移動」アイコンをクリック > 該当シートのページに遷移。

ダッシュボードから、任意のシートにジャンプできました!

シートからダッシュボードにジャンプ!「次の場所で使用 > ダッシュボード」

次は逆方向、シートからそのシートが使われているダッシュボードにジャンプする方法です。
任意のシートのタブを右クリック > 出現したメニューから、「次の場所で使用」をクリック > 任意のダッシュボードをクリック > 該当ダッシュボードに遷移。

シートから、任意のダッシュボードにジャンプできました!

なお、1枚のシートを複数のダッシュボードで使用している場合、「次の場所で使用」にオンマウスした時点で、複数のダッシュボードが表示されます。任意のダッシュボードを選んでジャンプしてください。

この機能は便利だけど…シート・ダッシュボードの名前はちゃんと付けよう!

シートとダッシュボードの行ったり来たり、便利ですね!
しかし、大前提として、「シートやダッシュボードの名前はちゃんと付けましょう!」適切な命名規則と運用を心掛け、誰が見ても即座に理解できるようにしておくのが最初の一歩です。

具体的には、

  • シートとダッシュボードの関連性を明示する
    ダッシュボードにあらかじめ「A・B」などの名前を付け、ダッシュボードAのパーツのシートには頭にAをつける、という命名規則で運用するなど、シート⇔ダッシュボード間の関連を明示できる目印をつけるなどがオススメです。

  • (冗長にならない範囲で)詳細をシート名につける
    シート「ツリーマップ」と「ツリーマップ(2)」この名前だけ見ただけでは、違いを判断できません。しかし、これが「ツリー(カテゴリ)」「ツリー(サブカテ)」ではどうでしょうか?違いが明確ですし、名称の情報だけで直感的にVizも想像できます。

ただし、あまりにシートの名前が長くなると比例してタブも長くなっていきますから、適宜調整は必要でしょう。

  • 使っていないシートは消すか、残すならダッシュボードには使用していない旨を明示
    使っていないシートは基本消すのが一番シンプルですが、中には「後からリクエストで入れてくれと言われそう」「個人的にはダッシュボードに入れたいけど、チームで合意が必要だから、試作として残しておいて今度のMTGで見せよう」なんてこともありますよね。
    そういう時は、ダッシュボードとは関連していないことを、「×」や「試作」といったわかりやすい名称で明示するのがオススメです。

まずは、「一目でわかるように整理する」ことをお忘れなきよう!

おわりに

長らく、ダッシュボード→シートの移動はできることは知っていて、便利に使っていたのですが、シート→ダッシュボードの遷移はできない。と以前どこかで耳にしてそのまま信じ込んでいたのですが、最近これができる事に気づきました。
これで、行ったり来たりがわずか2クリックずつでできるので、非常に便利…とはいえ、最後にお話しした通り、命名規則やオペレーションが一番大事です。(過去の自分の適当な命名を何度呪ったか)未来の自分とチームの仲間のためにも、ぜひ心掛けてほしいポイントです!

では、また便利Tipsを発見したら共有します!

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