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『18歳になったらコギャルは引退、20歳になったらもうオバサン』トーキョー’90クロニクル vol.4

同じ学区の高校に通う、ひとつ年上のHIROMIXが”女子高生カメラマン”として活躍していたあの頃。カメラ機能のついた携帯電話もなければ、デジタルカメラも普及していなかった1994年、わたしたちの鞄にもまた、レンズ付きフィルム『写ルンです』と、お気に入りの写真を差し込んだミニアルバムとが必ず入っていました。

それらを持ち歩いていた理由は二つ。ひとつには、ストリートで知り合った同じ年の女子高生たちと見せ合って、自分たちの『イケてる具合』を共有し、『同じ種類の仲間(=コギャル)』であることを認識し合うため。そしてもうひとつは、たった3年しかない『女子高生時代』、その思い出を目に見える形で残していたいという思いからでした。

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