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幼稚園、小学校受験当日の持ち物、服装など

みなさま、ごきげんよう。理科好きりかママです。

東京都内私立小学校の出願も始まりましたね。

我が家では、願書に添付する家族写真や子どもの写真については、意外と迷うことはなかったな、というのが感想です。
受験用写真を毎年何百枚も撮っていらっしゃる写真館で、OKと言われれば安心していた感じです。
※ちなみに、父は濃紺スーツに青系のネクタイ、白シャツ。母は濃紺のお受験ワンピース(襟付きジャケット)、子どもは白いポロシャツに濃紺ベスト、濃紺の短パンでした。

むしろ迷うのが、試験当日の持ち物と子どもの服装だったので、実例も交えてお伝えいたします。


1.試験当日の持ち物

お母さま:
黒のハンドバッグ+お受験用サブバッグ。お受験サブバッグは濃紺で自立するもの、大きめのものを用意しました。
抽選次第ですが、12月の筑波大学附属小があった場合、付き添いの保護者が子どもの防寒着も持っていなければならないですし、学校によっては人数分の上履きやスリッパが必要となります。小学校が始まれば、1年生で「さんすうセット」や「お道具箱」が保護者会で配布されて自宅に持ち帰りますので、大きめを準備しておくことをおすすめします。

お父さま:
黒や濃紺のビジネスバッグを持っている方、もしくはお父さま自身は手ぶらでお母さまのお受験サブバッグを持っている方が多かったです。

お子さま:濃紺のお教室バッグを持っている方がほとんどです。

☆バッグの中身
お子さま:
お子さまの上履きや水筒など、自分のものは自分で持たせていたほうがいいと思います。事実、学校によっては、お教室バッグに水筒と受験票を入れて校内を移動することもありました。
上履き入れは、スーパーの袋ではなく、布製のものを準備したほうがいいでしょう。布はキャラクターものは避け、柄や色などは、小学校に入学してからの持ち物を参考にするとよいです。外靴も入るサイズにしておくと、当日、下駄箱での動作がスムーズですし、入学後も使用できます。

ハンカチやポケットティッシュは洋服のポケットに。これらもキャラクターものは避けます。カトリック系の女子校などでは、タオルハンカチではなくハンカチを用意しておいたほうがよいでしょう。ハンカチでもタオルハンカチでも色は白が基本(ワンポイント可)で、名前を書いておくこと。お手洗いに先生や6年生が付き添って集団で行く際には、基本的には作法や持ち物がチェックされています。お手洗いのあとはハンカチを出してから手を洗うこと、使ったハンカチはたたんでポケットにしまうこと。(私が小学6年生で試験の手伝いをしたときは、先生から「気になった生徒の受験番号を覚えておくように」と指示がありましたよ。)
子どもがたたんできれいにしまえるハンカチのサイズを、親が見つけて用意しておきましょう。お受験用の洋服のポケットサイズは様々ですので、チェックが必要です。

学校によっては、受験票は子ども自身に持たせてくださいと指示があります。

水筒は、キャラクターものでも大丈夫な感じがしますが、気になるようでしたらキャラクターものは避けたほうが無難です。学校によっては肩掛けなど指示がありますのでそれに従います。中身は水かお茶で。

そのほか、学校によっては、体操服、鉛筆やクレヨン、色鉛筆などを持参するよう指示があります。鉛筆も学校によって2Bだったり4Bだったり、クレヨンも12色だったり16色だったり様々です。が、ここはめんどくさがらず、指示された通りに。もちろん、12色クレヨン指定なのに、お教室で普段使っている16色クレヨンを持参したご家庭はチェックされていました。

ご両親:
受験票などは出発直前まで、「学校名」「集合時間」を確認してください。また、駅からバス(スクールバス)に乗る場合など、それらの時刻が載っている資料(パンフレットやプリントアウトした用紙など)を念入りに確認してください。
違う学校の受験票を持ってきてしまった、(集合時間には間に合うのでしょうが)スクールバスの出発時刻にいないご家庭・・・毎年、いらっしゃいます。
駅からスクールバスが出ている場合は、基本的にはスクールバスを利用したほうがいいと思います。集合時間に間に合えば駅からタクシーでも・・・と思いがちですが、スクールバスに乗る際に受験番号をチェックされていることがあるので。学校へ自家用車やタクシーで向かうのは、なるべく避けたほうが無難です。

通学時間が長ければ飴などパッと口に入れられて子どもが落ち着くもの(お教室で「合格飴」として配っていますよね)、待ち時間があれば子どもが大好きな絵本、アルバム、折り紙を持って行きましょう。折り紙もキャラクターものは避け、無地の教育折り紙にします。普通サイズ(一辺15センチ)の折り紙、中くらいの大きさの折り紙、小さい千羽鶴用の折り紙、と3種類準備しておくのがおすすめです。最初は普通サイズの折り紙でゆったりと、試験に向けてサイズを小さくしていくと、集中力が高まります。
アルバムは、家族で旅行した写真や各季節のもの(桜、つくし、おたまじゃくし、稲、クリスマスツリーやリースなど)と撮った写真など、知識問題や面接の題材をうまく盛り込むとよいと思います。

あと、ご両親が忘れてはならないのが、お子さまの靴下や着替え(下だけでも)、水筒、筆記用具(ボールペン、鉛筆、消しゴム)とメモ帳や本、パンフレットなどです。スクールバスに乗ったら、校内に入ったら、携帯電話は一切見ない、見れないものと思っておきましょう。コロナ渦で幼稚舎では付き添いの保護者は校内で待てないとなっておりますが、ほかの学校では校内で子どもの試験が終わるのを待ちますので、本は必須です。
浦和ルーテル学院のように学校到着後にアンケートや作文が課せられる場合もあるので、ボールペンのほか、鉛筆や消しゴムも必要です。

スリッパは、学校から指示があれば持って行きます。濃紺スーツに合わせたものがお受験ショップで売られていますよね。面接がある際には、お母さまのスリッパはヒールありのほうがきれいに見えます。保護者も、外靴をスーパーの袋に入れることがないように、準備しておきます。

【持ち物まとめ】

  • お子さま:上履き&布製袋、水筒、学校が指定したもの(受験票、筆記用具など) ※ハンカチとティッシュは洋服のポケットに

  • ご両親:受験票、パンフレットなど、筆記用具(ボールペン、鉛筆、消しゴム)、本、水筒、スリッパ&外靴用袋、折り紙や絵本・アルバムなど、合格飴、お子さまの靴下やお子さまの着替え(下のみでも可)


2.試験当日の服装について

ご両親:
入学式まで、基本的には濃紺のスーツです。濃紺のスーツは楽なのですが、光の当たり具合によって、値段がばれちゃう・・・というのも本音です。そこは、学校の雰囲気によって素材や値段、形を選ぶ、もしくは1着で切り抜けるかしましょう。
学校の雰囲気は、例えば、受験当日も青学は先生方もおしゃれな感じ(子どもの試験を行う先生方はカジュアル)、幼稚舎の先生方はバリバリなキャリアウーマンでスカートスーツにヒール・・・と全然違うので、在校生の知り合いに聞いてみるのが一番早いでしょう。

子ども:
よくお受験サイトでは「濃紺のパンツ、スカート、キュロットに白いポロシャツ、濃紺のベスト」となっていますが、実際に合格している方々は、学校によって多種多様というのが現実です。受験当日も、学校によっては、チェックのキュロットやパンツのお子さま、グレーのスカートやパンツのお子さま・・・いろいろで、私もへ~と思ったのが素直な感想です。

では、どうすればいいのか?

考えるポイントは、
学校の雰囲気
学校の制服
お子さまに似合うか
の3点です。

よく、合格した子たちを見ると、「〇〇小学校の生徒らしさ」がにじみ出ています。
学校の先生方に、「あ、〇番の子、うちの学校の生徒っぽいな」と思ってもらえるかどうか。

有名な話だと、青学では濃紺以外のベストを着ていらっしゃる方が多く、淡いピンクやグリーンのベスト、白いベスト、チェックのワンピースで合格したという方もいらっしゃいます。
立教ではチェックはあまり聞きませんが、ベストの色は濃紺、グレー、チャコールグレー、茶、ズボンは長ズボンだったり半ズボンだったり、シャツの色も白以外だったり、いろいろと聞きます。
学習院ではポロシャツの子が少なく、ほとんどがカチッとした白のボタンシャツ+ベストで、ベストは濃紺以外を着ている人を見ないとも聞きます。
意外と迷う靴下ですが、こちらも入学してからの色に合わせるといいと思います。

我が子がその他大勢にならず、「その学校らしさ」「その子らしさ」を醸し出すピッタリな服装を、ぜひ勝負服として選んであげてください。

3.その他

傘袋:いらないと思います。傘立てや傘袋を用意している学校も多いようです。
子どもの革靴:入学してみると、革靴でなくてもよかったなと思います。試験当日、黒のスニーカーというお子さまも多かったです。色が黒ならOKと考えていいと思います。ただし、校内で上履きに履き替えないなら、革靴がいいと思います。
レインブーツ:紺色でなくてもよいと思います。しかし、キャラクターものやピンクを履いていくわけには・・・と思いますよね。なので、紺または黒、黄色など、入学してから使用できるものを用意しておくといいと思います。
傘:こちらもレインブーツ同様、紺色でなくてもいいけれど、キャラクターものは避けるということで、入学後も使用できる紺色や黄色の傘を用意しておくといいと思います。


受験当日の備忘録的メモのようになりましたが、参考にしていただければ幸いです。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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