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人生物語72.義両親が急展開で引越しする一大決心!幸せ結婚10

広島にいる夫の両親は私と結婚する前に、お互いがそれぞれで転けて負傷し入院する事態となったそうで、義父は頭から転けて倒れてしまった所に青年が救急車を呼んでくれて病院に行ったのですが、その後自力で家に帰ったとかでした。

夫は当時兵庫県から車で移動して病院へ向かったら帰ったと言われたので家に向かうと義父は寝ていたそうです。
朝になってから、義父は嘔吐をして気持ち悪いと言い出したのでまた病院に連れて行くと、脳に血が溜まっているとのことで緊急手術になって、その時に一過性の健忘症に見舞われてしまいました。

これが、きっかけで足が思うように動きにくくなったようで、杖を付かないと歩き辛いようでした。私は「初めまして」の時が施設でしたので、リハビリしてる時に初対面でしたからその時の義父しか知りませんでしたので、夫は「だいぶ弱った」と言っていました。

そして、実家に帰って来てからが大変だったようで、義両親はそんなに夫婦仲が良いわけでもなかったみたいで、義父がどんどん健忘症から認知に変わって来たようで様子が良くなく、よく義母から夫に電話相談がありました。とにかく喧嘩が絶えなくなって、義母が耐えられないと言うお話でした。

祝日が土日と重なる日はなるべく実家に帰り、今度はケアマネジャーさんと話し合いをしました。
一先ずは、いきなりお義母さんが1人になるのも寂しいだろうから、ショートステイに入ってもらって様子を見ようと言うことになり、しばらくそうしていたのですけど、帰ってくる度に状況は悪化!結局、お義父さんには完全に施設に入ってもらって、お義母さんは私たちがいる大阪に引っ越そうかなとなりました。

突然な話でしたが、何かあった時に急に広島に行けないし、近くにいた方が安心だから大阪で住まいを探すことになりました。
一年前では考えられないくらいの話ですビックリなのですが、2020年に結婚式してて良かったし、義両親の故郷に行くと私が突然言い出して家族で行けたのも良かったし、全てに意味があったなと後になって思いました。

そして、年が明けた2021年の1月に家の近くで手頃に購入出来るマンションを探しました。
まずは、2人で見に行って家の近所でもあるのと金額的にもあまりないレアなマンションだし、取り合えず両親に見てもらおうとなったのですが、次の日に広島へ帰り両親を乗せて翌日の午前中に到着して、マンションを見てもらってその日に契約をすると言うまたいつもの如く直感で行動するのは相変わらずな感じでした。

そして、無事に契約まで終えてそのま義両親を広島まで送って日帰りで深夜に帰って来ました。
まさかの状況となりましたが、直ぐに引越しをするわけではなくコロナの収束と共に春過ぎからを予定していましたが、また感染拡大して行ったのと、ワクチンを打ち終わってからにしようとなったので少し先の予定で引越しすることにしました。

少し、お義母さんは時間が経つにつれて冷静になってから引越しが億劫になって来たのもあったようで、躊躇する場面もありました。
そりゃあ、30年以上暮らした家を出て知らない土地に行くわけなんで、私たち夫婦がいてもそれはそうなるだろうなと思いました。

そして、ワクチンも打ち終わり広島にいる義父の施設での期間が終わる日も近づいていたので、それを見越して大阪で施設探しから始まり、準備を整えてから引越しをすることになりました。
夫も会社員なので大型連休でないと日が取れないから、今回はお盆の日を使って引越すことになりました。

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お盆はと言うと、父の月命日と被る日があるのでそこを避けながら日程を調整して、引越しと法事両方出来るようしました。
そして、お盆の休みを利用して広島入りをして必要な物だけを運ぶので実家のもの全部ではなかつたからその分多少は楽でした。

それでも、30年以上手付かずの所も多々あったのであまり綺麗にはしていないのですが、私はゴキブリと戦いながら苦戦を強いられてのお手伝い!
なかなか出来ることではないのですけど、切り替えが非常に早く割り切りも半端なくあるので意外とサクサク出来ました。

そして、引越し当日に荷物を運んで必要最小限でもそれなりにはあったので大変でしたが何とか積み出せて、お義母さんを車に乗せて大阪へ向かいました。
荷物は翌日に到着なので、私は午前中に法事を済ませて即行で帰り引越し荷物の搬入手伝いで翌日には新居で寝れるように仕上げました。
相当大変なお手伝いでしたが、嫁としてのお役は出来たかなと思いながら、近所にお義母さんがいる生活がスタートしました。

その後は、広島の施設にいるお義父さんを迎えに行って新居に寝かしてから朝近所の施設に入ることになりました。
お義母さんは寂しいかと思いきや、女性は強いですね!全く寂しくないようで1人でテレビを見たり、デイサービスを定期的に通ったらとそれなりに過ごせてるので一安心です。

高齢の親を持つといつ何が起きるかは、流動的で柔軟的にいてないと対応出来なくなるので、私たち夫婦はその点柔軟的に対応可能だったから問題もなくこなせて良かったなと思います。
その後は、たまに3人で食事をしたりお義母さんと2人で出掛ける時もあったり、嫁姑問題なんか全くない家庭で私は本当に幸せ者だなと思います。

続く。


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