白龍園 非公開 奥の院と安養寺跡
白龍園
奥の院へお参り
なんとなく予想していた通り
知っている場所と地形に対する
建物の配置が似ている気がした。
そうなるとこちら側に川の跡があるはず、
そう思って少し奥へ回ると、やはりある。
似ているのは川の跡だけではなく
空気感、ご縁の一族の気配と水の気配。
もう少し
見つけたいものがあるのだけど。
今日は無理かな。
時間が足りない。
源氏物語の若紫が、幼少期に預けられていたお寺、光の君が初めて彼女を見つけた場所は鞍馬の由岐神社だとされている説を見かけたことがある。
個人的には、その寺は、ここ安養寺だったのではないかと考えている。
若紫に実在のモデルがあるとしたら惟喬親王の姫以外に誰があるだろう。
紀氏を母にもつ惟喬親王。在原業平も母方が紀氏の出。
桐壺、藤壺、若紫と続く、紫の所縁とは、紀氏の姫君が引き継いできた何か、どなたかの血統を意味するのでは。
例えば、おきながのたらし姫(神功皇后)から続く、先祖のカルマ。例えば、楊貴妃(太真)。
失われた藤壺の帖「輝く日の宮」に書かれていたものはなんだったのだろう。
須恵器は朝鮮半島、特に南部の伽耶を起源とする。古墳時代から平安時代にかけて日本でも生産されていた。
伽耶は、古墳時代の皇女(みこ)、神功皇后に所縁が深い。
御礼
白龍園の奥の院、及び、安養寺跡は一般非公開とされています。今回は、特別な許可を頂き、撮影、そしてお参りをさせて頂きました。オーナーの青野様に心より御礼申し上げます。貴重な機会を頂きありがとうございました。
2023年5月25日
谷口理香
霊能者/写真家
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ありがとう!