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障害があっても自分らしく生きたい。

障害者のなかには、前向きでいるひとと後ろ向きなひとがいる気がする。




わたしは先天性の難聴を持っている。
小学4年生から左耳に補聴器を使用して日常生活を送っている。補聴器がなかったら歩道を歩いていても車の音はあまり聞こえないレベル。

補聴器をはじめて使った時、
みんなこんなに周りの音聞こえてたの?とびっくりした。
(補聴器を使用していても小さい音はきこえにくいので実際はみんなもっと大きい音が聞こえているのだろうが、)

それから15年間以上補聴器はからだの一部となってかなり大きな問題はなく生活してきた。
が、昨年とあるきっかけでそのときに
周りに嫌われたくない、
周りに合わせないと、
他人軸でいた、
自分というものがなくなっていた
ことに気がついた。

その理由を遡ったときに「難聴」というものにあるのではないかと。
小さい頃の自分を思い返すと、
周りの音が聞こえない
→聞こえないなりに、周りの空気を頑張って読んでいた
→周りに合わせることが普通になっていた。
→それに気がつかないまま15年以上過ごしてきた


周りに合わせないと、
みんなと同じでいないと、
普通でいないと、
となっていたことに気がつくことができた。
そしてコーチングや読書、内省、筋トレを通して
自分とは何か、
自分は何が大事なのか、
どう生きていきたいか、
を考えるようになった。

障害そのものに苦しむこともあるとは思うが、
わたしと同じように二次障害に苦しむことの方がもしかしたら多いのかも知れない。



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