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心で話すということ

2024年2月17-18日
CRAZY PEEPS*第二回合宿に参加した。
*PEEPSについて https://www.crazy.co.jp/news/crazypeeps23aw

今回は、アシスタントという役割で参加し
参加者の成長にコミットするものだった。

このての研修はCRAZY創業から何十回としてきているが
社員以外で行う場は参加したことがなく、
どんな場になるのか純粋に興味があり手を上げて参加させてもらった。

私は今回2名のメンバーとチームになった。
2日間、私含め3名で過ごす。
いつもは緊張したり、成長生み出さないとと思うが
今回はなんだか違った。

その背景を少しだけ…(いや長くなりそう)
2023年7月にCRAZY社員のみの同じような研修があった。
私はそこで人生が大きくアップデートされ
それから半年以上たつが、その時からさらに生きやすくなり
理想に向けて真っ直ぐに挑戦できるようになった。
自分の人生全てが情熱から始められるようになった。

それまでは、どちらかというと
責任感から始めることが気づくと多かったり
誰かの情熱にのっかることが多かったように思う。
その中で、自分の理想や情熱を見出しやりきる。そんな感じだった。
それも悪くなかったし、楽しかった。
きっとそれは、仲間が最高にいい人ばかりだから、やれてきた。

でも、何かうまくいかなくなると、言い訳をしたくなったり
自分がやりたいことではないかもと思ったり、思考の中で逃げ道を探す。
そんな自分とも出会うことが度々あった。
もちろん、外に出すことはないが、役員メンバーには普通に
みす越されていたと思うし、何より自分自身が一番そのままの自分では
これ以上の何かを生み出せないこともわかっていた。

そんな中、合宿で大きな変化を迎え入れたのだが
その変化について少しだけ。

私は学生時代から、バスケットをしていて
小、中、高と常に県や都ではtop3には入り、
全国大会を視野にいれていつも戦っていたし
高校では、毎年全国大会出場し戦っていた。
決めた目標にむかい、徹底してやりきっていくことが当たり前だった。
そして勝つこと以外は認められない世界の中で生きていた価値観は
大人になってもずっと残っていた。
新卒ではそのかいあって、営業マンとして高い成果を残すことができ
社内にある営業賞をほぼ2年間でとった。

それらの経験から、CRAZYでも創業から様々な責任をもたせてもらい
達成も未達成もたくさん味わうのだが、その根底には
達成しないと意味がない(そうなんだけど、強烈すぎるくらいそれに囚われていてw)というパラダイムの中で生きていたので、
自分自身もだけれど、メンバーのことも今思えばコントロールをしながら
とにかく成果をだすためのマネジメントをしていたと思う。
(当時はそんなこと思ってなく、純粋に向き合っていたし、
 一生懸命だった。だから今がある。
 ただ当時のみんなには未熟だった自分のやり方を謝りたい。。。笑)

7月の合宿で、そのパラダイムに気づき「もうこれ手放したいな」
「もうあきたし、つならない」そんな風に思ったのと同時に

これからの人生は「もっと、奇跡のような景色をみたい」
「自分も想像できない世界をみていきたい」そう感じたら
すごくわくわくして、嬉しい気持ちになった。
ネクストステージに行ける気がする。そう、久しぶりに感じた瞬間だった。

ということで、結果長い背景になったのですが(笑)
そんな変化をした私は、それからの日々は自分の思考を実行するより
仲間の考えることに耳を傾け、インスピをもらい、時に大胆に任せてみたり
これまでの自分では選択しないことを選択してみた結果、
全くことなるプロセスで大きな成果を出すことができた。
それはそれは、楽しくて、面白くて、想像をこえる景色となった。

だから、今回アシスタントという役割だけど、自分の思考を押し付けたり
答えのようなものが見えてもそれをストレートに伝えないようにしよう。
そう関わることだけは決めていた。
“一人の人としてそこに存在すること。“ が何より大事だと思っていた。

こうなってほしいと思うと、そうならなかった時を想像して
緊張したりするけれど、それをもたず、ただ目の前の人の可能性をみて
共に感じていけば、必ず辿り着けるものがあるということだけ信じて
3人の時間を過ごしたのだった。

<合宿メンバーの紹介>
1人は、感情の扱い方が苦手で、頭で考えることを何十年としてきた人。
(以下、Tさんと記載)
1人は、感情をキャッチし表現することが非常に長けている人。
(以下、Mさんと記載)

3人で話し始めると、面白いセッションが繰り広げられた。
Mさんがどっぷり心の中心にあることを話した後に、Tさんがめちゃくちゃ
頭の中の話をしてくる。「いやいや、そこじゃなくて、心にあること教えて」というセッションが3時間くらい繰り返された。
でも、Tさんの素晴らしいところは、向上心があって、素直なところ。
だから私もMさんも真っ直ぐに伝えられたし、Tさんからもたくさんの思いをうけとったし、だからこそ生まれた何かがあった。
表現が難しいけれど、最初は話している温度が違うというか、ゾーンが違うという感じだったところから、徐々にTさんの意識の重心も下がってきて、
4時間くらいたった時には、3人が心で対話ができるようになっていった。

間違えなく途中から会話から対話になって、
心と心が繋がっていく感じがあった。
話せて嬉しい、話してくれて嬉しい。素直な気持ちが出てきた時に
大爆笑するくらい、その言葉に良いも悪いもなくて、心から出てくる言葉が、こんなにも美しくて、ユニークなのかと思った。

その渦中にいる時には、私も全身全霊で存在していたので
そこでの学びを整理する余裕もなく、目の前の2人と
その場を感じ続けたのだが、帰宅し一夜あけた朝、
お風呂にゆっくりつかる中で、遅れて深い深い気づきがあった。

TさんMさんに向けて、100%心で私も話していて
特にTさんが頭で話す時と、心で話す時があまりに違うから
すごくわかりやすくて、これからは心で話すことがすごく大事。
そんなことをたくさん話していたのだけれど、

ふと、私もこれまで心ではなす風で「頭」で話していたのでは?
と、ブーメランのように自分に戻ってきたのだった。
仲間とも、旦那とも、子供とも・・・えっ・・・・・・・・・・・

私の想像していた、心で話すということのレベルが
全く違うもののように思えて、
というか全く違うということに気づいてしまった。
「まじかー」そんな一言が頭と心を通り過ぎていった。

そう、全く違うものを私は
「心で話す」と思っていたのだった。

「目の前の人と話をしている時、
 思考していたら、自分と会話しているから
 相手と会話のキャッチボールができていないことだよ」

私がTさんに伝えた言葉でもあったが
私も同じだと深く深く受け取った。
心が痛いという感じより、腹の底でどしんと感じるような。
そんな気づきだった。

それと同時に、MさんとTさんと同じチームになれたことに心から感謝した。

Mさんは私にないほど心でキャッチする力があって、
心で話すってこういうことかーと感じさせてくれた人。

Tさんは私なんだと感じることができた人。
Tさんほど話す時に、頭と心の違いがわかる不器用(いい意味)な人と
こんなに長く深く話したことがなかった。
だから私も、150%くらい、心について考えたし、心で向き合った。

Tさんは不器用だけど、それはすごい素晴らしいことなのだと
noteを書きながら感じている。
器用に綺麗な言葉を並べられるより、不器用だからこそ
わかりやすくて、ちゃんと心で話してくれるとすごく伝わる。
だから頭で話すと、それも伝わっちゃうからまじで気をつけてほしい(笑)

これからはちゃんと心で対話していけば、間違えなくもっともっと
人と繋がれる。あなたはそのままで人から愛される人。絶対大丈夫。
そんなエールも記載しておこう。


最後に・・・

自己成長って、学びって、本当に楽しい。
新しい気づきがある人生は、飽きなくていい。
また、新しい自分で仲間や家族と向き合えることがとっても嬉しい。
そんな気持ちに溢れている。

こんな風に、自分の成長を感じ、喜べる
そんな組織にこれからのCRAZYも改めてしていきたい


♡ special thanks ♡





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