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まつ毛が生えてこない?5つの原因とすぐにできる対策を徹底解説

まつ毛が生えてこないことで、悩みを感じた経験のある方は多いのではないでしょうか。
まつ毛にも、髪の毛と同様に毛周期というものがあります。また、アイメイクやまつ毛パーマなどにより、日ごろから刺激を受けることでダメージが蓄積されると、まつ毛が抜け落ちてしまう原因にもなります。

この記事では、まつ毛が抜け落ちてしまう原因と、きれいなまつ毛を保つための対策についてご紹介していきます。最後まで読んでまつ毛の健康を守り、よりきれいなまつ毛を手に入れましょう。


まつ毛が抜ける原因とは

まつ毛が抜ける原因には、大きく以下の点が挙げられます。

  • まつ毛に負担の大きいアイメイク

  • 刺激が強すぎるクレンジング

  • ダメージを与えるまつ毛パーマ・まつ毛エクステ

原因を知ることで、何がまつ毛に悪影響を与えているのかが理解でき、さらに取るべき対策についても明らかになります。1つひとつ確認していきましょう。

まつ毛に負担の大きいアイメイク

アイメイクで、まつ毛に負担をかけてしまう要因として一番多いのは「ビューラー」です。

ビューラーは、まつ毛を挟んで圧迫することによりカールを作っています。
その際に、強く引っ張ったり、圧迫しすぎると、まつ毛の抜け落ちや、切れ毛の原因となります。

また、目元にアイラインを引く際に、ペンシルタイプを使うことも注意が必要です。リキッドタイプのものに比べ、摩擦が生じやすく、まつ毛の毛根に負担がかかっていると考えられます。

刺激が強すぎるクレンジング

メイクを落とすクレンジングにも、様々な種類があり、洗浄力が強いものもあります。オイルクレンジングがその代表例です。
強すぎるクレンジング製剤は、肌や毛根のバリア機能を壊してしまう可能性があるため、注意が必要です。

どのクレンジング製剤を使用する上でも、注意が必要な点は、ゴシゴシ洗ってしまうことです。
ゴシゴシ洗うことは、まつ毛だけでなく皮膚にも負担を与えてしまいます。

まつ毛エクステをしている場合は、エクステが取れないように、目元のクレンジングを軽く済ませているという経験がある人もいるのではないでしょうか。
しかし、そのようなケアをしているとクレンジングで落としきれなかったメイクや皮脂などの汚れが蓄積し、抜け毛や毛周期の乱れに繋がります。

ダメージを与えるまつ毛パーマ・まつ毛エクステ

まつ毛パーマは、ビューラーを毎日使用することに比べて、まつ毛への負担が少ないとされています。しかし、まつ毛パーマに使用される、パーマ液による、まつ毛へのダメージは避けられません。
まつ毛だけでなく、薬剤が体質に合わない場合は、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

まつ毛エクステは、人工のまつ毛をつけていることで、瞼に重みが追加されることによる負荷がかかってしまいます。また、長すぎるエクステをつけてしまうと、まつ毛が絡まってしまったり、引っかかったりして、抜ける原因となります。
そのため、エクステ選びは大切です。自まつ毛への負担を減らすためには、エクステ自体の重量が軽いものを選び、エクステの本数・太さ・長さを減らす必要があります。


まつ毛貧毛症の可能性

まつ毛貧毛症とは、まつ毛の量や長さが不足し、不十分な状態のことです。
原因として、ストレスや食生活の乱れ、メイクなどによるまつ毛へのダメージなどがあります。

そのため、アイメイクやクレンジング、生活習慣の見直しを行いましょう。
また、皮膚科など医療機関を受診することも対策の一つです。

病気の治療薬の副作用

まつ毛が抜ける原因として、病気が関係している場合があります。

・アレルギー性結膜炎:ホコリ・ハウスダスト・動物などが原因でアレルギーが引き起こされます。眼の痒み・充血などの症状が現れ、目元の皮膚がただれることによってまつ毛が抜け落ちてしまいます。

・まつ毛の円形脱毛症:頭皮と同様に、まつ毛にも円形脱毛症が存在します。主にストレスが原因で起こるとされています。

・まつ毛ダニ:洗顔やクレンジングが不十分で、目元が不衛生な状態になると、まつ毛ダニが繁殖し炎症が起こることで、まつ毛が抜けてしまいます。

・膠原病:免疫系が毛包を攻撃することで、抜け毛を引き起こす可能性があります。

・バセドウ病:甲状腺機能異常症であり、抜け毛の症状が現れます。

・抗がん剤の副作用:抗がん剤の影響で、毛を作る元の細胞にも影響を受けるため、まつ毛のみならず全身の脱毛が引き起こされます。 

気になる症状が出現した際には、眼科や皮膚科、内分泌科など専門機関への受診をおすすめします。


抜けてしまったまつ毛は生えてくるのか

まつ毛にも髪の毛と同じように、毛周期があります。毛周期は、毛の生え変わりのサイクルのことです。毛周期のサイクルには3つの段階があり、成長期・退行期・休止期に分かれています。

・成長期:まつ毛の生え始めから、太く濃い毛に成長していく時期
・退行期:成長が止まり、太く育った毛が眼球を守る働きをする時期
・休止期:まつ毛が抜け落ち、次の毛が生えてくるまでの準備期間

このサイクルが、3週間〜4カ月のサイクルで行われていることによって、まつ毛が伸び続けることがなく、常に一定の長さに保たれています。

まつ毛が自然に抜け落ちてしまうことは、生理現象であるため問題はありません。しかし、毛周期が乱れることが原因で、まつ毛が十分に成長できない場合があります。
上記の内容に注意しながら、きれいなまつ毛を育てるためのケアを行っていきましょう。

まつ毛の健康を守るためにできること

まつ毛の成長を促進し、抜けにくくする対策として、以下の点があげられます。

・アイメイクの見直し
・クレンジングの見直し
・まつ毛美容液の使用

対策を知ることで、ハリやコシのある健康的なまつ毛を手に入れることができます。では、一つひとつ確認していきましょう。

アイメイクの見直し

アイメイクの見直しを行うことで、まつ毛の負担軽減へと繋がります。
アイメイクの際に、ビューラーを使用している場合は、ホットビューラーやまつ毛パーマへ変更することも、まつ毛への負担を減らす助けになります。
まつ毛パーマの薬剤に不安を感じる方は、しっかり相談できる専門家のいるサロンへ行くことをおすすめします。

ペンシルライナーを使用している場合は、摩擦の生じにくい、リキッドタイプに変えることで、目元の皮膚に対する刺激を軽減できます。

クレンジング方法の見直し

メイク落としがきちんとできていないと、不衛生な状態となり、抜け毛の原因となります。また、強いクレンジングを使用することによって、よりダメージを与えてしまいます。

クレンジングによる目元への負担を減らすために、濃いメイクで落ちづらい場合は、専用のリムーバーを使用し優しく落としてあげることを意識しましょう。
その際に、コットンや綿棒を使用することで、肌への負担を減らすこともできます。ポイントは、ゴシゴシこすらないことと、目元の際までしっかりと落とすことです。

また、時間をかけすぎてしまうことは、目元の乾燥につながり、ダメージを受けてしまいます。できるだけ短時間で落とせるように、メイクに合わせて洗浄力のあるアイテムを選びましょう。
お湯でオフできるタイプのコスメを使用することもおすすめです。

まつ毛美容液の使用

抜けにくく、新しく生えてくるまつ毛を健康的なものにするための方法として挙げられるのがまつ毛美容液です。

まつ毛美容液は、乾燥を防いで保湿をし、ダメージを補正する効果が期待されます。
ダメージを受けたまつ毛に対して、美容成分を補給することで、ハリやコシのある健康的なまつ毛に整えてくれます。

まつ毛にもゴールデンタイム(=成長ホルモンが多く分泌されやすい時間)があります。夜10時~深夜2時までのゴールデンタイムを狙って、まつ毛美容液を塗り、まつ毛を育てていきましょう。


まとめ

まつ毛が抜けることは生理現象の1つであるため、少量であれば問題ありません。しかし、大量に抜け落ちたり、生えてこなくなったりすることには原因があります。
普段のメイクや、クレンジングの見直し、病気や薬の副作用の有無を確認しましょう。

まつ毛を育てていくには、以下の方法があります。

・まつ毛に負担のかからないメイク
・メイクに合わせて、適切なクレンジング製剤、クレンジング方法の選択
・まつ毛美容液の使用

まずは、まつ毛が抜ける原因を追及することがはじめの一歩です。そして、原因に即した適切な対策を行い、ハリやコシのある健康的なまつ毛を育てていきましょう。


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