見出し画像

結局自分軸は既に在るものを受け入れるだけだった

キャリアブレイクも7ヶ月目に突入。

3ヶ月のフルタイムは挟んだものの、どうしても自分に嘘がつけず、トータルで半年を超えた。

そんな長期のキャリアブレイクの中で気づいたことは「自分軸は自分の中に既に在る」ということだった。

振り返ると、大学卒業後、周りから見たら順風満帆に見えるような環境にいながら、私の心はあまり満たされていなかった。

グローバルなホワイト企業で十分な貯金やお休みや素敵な同期に恵まれていた時も、フルリモートで海外の企業に勤めてた時も、海外で刺激的な日々を送っていた時も、南国でいつでも使えるプールやジムがある30畳以上のコンドミニアムに住んでたときも。

周りからどう見られるかばかり気にして、自分の声より周りの目ばかり気にしていた。しかし、自分だけは自分を諦めきれず、いつも「なんかこれじゃない」と思っていた。

そのため、今回社会のレールに乗りつづけることや市場価値から離れ、「肩書きのない自分」を見つめ直したところ、私は「やりたいように生きて、心を満たしながらやりたいこと全部試したい」という自分軸が常にあったことに初めて気づいた。

そう考えると、インターナショナルスクールに挑戦したことも、大学を中退したことも、ワーキングホリデーで英会話を頑張ったことも、新卒で就活をしてみたことも、海外就職したことも、全てが納得がいく。

「なんかやってみたい!」
「これやらなかったら後悔しそう!」
「やったことある人生を送ってみたい!」

という、素朴な自分の心の声だけを頼りに、好奇心をただただ叶えるべくシンプルに生きてきただけだった。

さらに、自分を深ぼってみたところ、私は「体験を通じて体感し、変容していくこと」にお金や名声以上に価値を感じていたことがわかり、失敗しないように無難に生きるとかは、実はあまり気にしていなかったことにも気づいた。

もちろん、人間なので身近な人に認められたら嬉しいし、周りに褒められたり、応援されたら喜んじゃうし、その気になる。否定されたり、馬鹿にされたら悲しいし、寂しい。

ただ、それ以上に私は自分自身に嘘をつくことの方が苦しい。

しかし、そんな不器用で、周りに理解されにくいような素朴な思いを、「認められないから」と私が全力で否定していたし、家族や親族や世の中という社会から攻撃されないように、自分の声を採用することを遠慮していたことが今回わかった。

そのため、これからはただただ自分の声を採用して、そんな自分の味方に私がなり続けたいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?