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Practicaというプロダクトに向き合った半年を振り返る-10年後も居場所になれるブランドの基盤づくり-

こんにちは!「Practica(プラクティカ)」の🔰プロダクトマネージャーのりほてぃです。

今回は、今年の4月から🔰プロダクトマネージャーとして、私が取り組んだことをシェアしたいところですが、
プロダクトマネージャーと名乗れるほどのものではないので...新卒2年目の私が半年間意識して取り組んだことをシェアします!

はじめに

「Practica」は10月に大きなリニューアルをしました。

▼リニューアル前
社会人が学生さんに
・社会課題について知る機会(イベント)
・社会課題をビジネスで解決できることを知る機会(イベント)
を提供
・大きなコンテンツ:未来デザインフェス

▼リニューアル後
学生さんが学生さんと「生きたいと思う未来」を共創する場
・大きなコンテンツ(対運営する学生):学生プロジェクト
・大きなコンテンツ(対全国の学生):Practica全国学生×地域共創コンテスト

11月30日からPracticaを運営する学生(Practicaでは「学生クルー」と呼んでいます)を6人迎え、コンテスト開催に向けて準備をしてきました。

今まで3人の社員で運営していたPracticaに、6人の学生さんがジョインし、学生主体の組織へと移行しようというフェーズで、私が半年間意識して取り組んだことをご紹介します。

10年後も居場所になれるブランドづくり

私はPracticaの強みは「世界観」「関わる人の熱量」だと考えています。

2030年Practicaに関わってくれた全ての人とどんな未来を生きたいのか?を軸に、Practicaというプロダクトをデザインしてきました。

学生さんと関わる責任と向き合う

Practicaは立ち上げてから、半年に1回ほどのペースでターゲットの変更やコンセプトの変更を行っていました。理想の形を模索していました。「学生プロジェクト」として学生主体の組織として今後やっていくと今年の9月に正式に決定したとき、学生を巻き込む責任を感じました。

関わる学生さんは、「揺らぎの中にある繊細な生身の学生」。私たち社員クルーの言動が影響を与えることになるということで、常に責任が伴うということをずっと頭の中にいれていました。企業としてPracticaを運営しているので、運営会社の立ち場も学生の人生の一部にかかわる上で優先したいことも、両方の折り合いをつける難しさに何度も直面しましたが、Practicaは学生さんにとって、社会にとって「どんな存在なのか?」と何度も自分たちに問いました。なんとなくPracticaに向き合う時間はなかったんじゃないかなと思います。

想いを言語化し、行動で伝える

私はPracticaの強みである「世界観」と「関わる人の熱量」を社員クルーから、学生クルーに伝えること。最も大事なことですが、とても苦労しました。

社員で運営していた時は、毎朝30分~1時間ほど認識の共有の時間をとっていて、その業務のやり取りの中で、「Practicaらしさ」や「Practicaの想い」を繋げていました。
しかし、今回関わる学生クルーは、同期的にコミュニケーションを取れる時間が限られていましたし、「Practicaらしさ」の言語化もされていない状態でした。
まずは、社員クルーの中にあるPracticaの想いやPracticaらしさを言語化することを意識しました。その1つがMission/Visionの策定です。何度も議論を重ねて、何度も2030年のPracticaに想いを馳せました。

また、それをそのまま言葉で伝えるのではなく、タスクに向き合う姿勢で学生クルーに伝えることを意識しました。合わせて「なぜ?」も一緒に共有することで、本質から向き合ってもらえるようにサポートしました。

第1期の任期終了式で学生クルーから「想いをもってタスクに取り組むことができた」というコメントがあったことは、想いが繋がったんだと確信した瞬間でした。もちろん普段のタスクに向き合う姿勢から変化は見えていたんですが、学生クルー自身が確信していたことがとても嬉しかったです。

ワーディングで世界観を表現する

Mission/Visionの策定もイベントページに記載内容もすべて、ワードのチョイスはこだわっています。Practicaは学生さんにとって、社会にとってどんな存在でいたいのかを表現するのは、1つ1つの言葉だと思っているからです。

例えば運営する学生さんのことを「クルー」と呼んでいるのは、同じ想いをもった船の乗組員という想いからです。それぞれが役割を持ち、同じ場所を目指す組織でありたいという想いを表現しました。

共創を目指すPracticaが競うことを連想するコンテストを実施したのも、「競争を超えて、共創したい」という想いから選んだワードでした。

やらない決断と、とことんやり抜くこだわり

Practicaでプロダクトマネジメントする上で「エッセンシャル思考」を社員クルーで持つことを意識しました。Practicaに対する熱量がある分、改善したいこと新しく挑戦したいことが毎日湧き出てきます。そこの想いに1つ1つ向き合いながらも、「やらない」という選択をたくさんとってきました。

時間もお金も限られる中で、第1期の私たちがやることは「最高のコンテンツを学生クルーとつくること」。このことだけに集中したからこそ、いまのPracticaがあると断言できます。やらないと決断することと、やると決めたことはとことんやり抜く。その軸を全員で共通認識をもっていたからこその結束力はPracticaらしさをつくっていたかなと振り返って思います。

第2期について...

第2期は5月に学生クルーを募集しようと現在準備中です。1期のときから2期はこんなことしたいな〜あんなこと挑戦したいな〜と思っていたので、その想いにいま向き合うことができて幸せです。また、1期の任期が終了したここからPracticaの想いが各地に連鎖していくんだろうなと思うととてもワクワクします。

PracticaのMission/Visionを達成するために、
・学生の新しい居場所となれるような「コミュニティづくり」、
・学生クルー主体の「組織づくり」
・社会課題解決の入口やヒントになるための「イベントづくり」
・たくさんのPracticaの仲間と共通の想いを連鎖させる「ブランドづくり」この4つを大きな軸として、Practicaをデザインしていく予定です。

PracticaのクルーがPracticaをどうに描き、繋げ、届けていくか楽しみにしていてください♪

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