狐とお稲荷さまについてのレポート
・狐の持つ玉は、その霊徳をあらわす
・食糧神・荒神であり、商売繁盛といった現世的利益の成就に特化している
・祠は家の外に置かなければならぬなど、祭祀には数々の制約がある
・願いが叶えられた後、お礼参りに来ないと、祟る
・祭祀をやめるのが難しく、勝手にやめると無関係の人の命を奪うほど強烈に周囲に祟る
・祭祀を放棄してもいつの間にか戻って来て祭祀を強要することがある
・化け、幻術で人を騙す(狸と比較して、奸智という性質を持つ)
・化かされて、どこまでも同じ道が続いている場合は、落ち着いて煙草で一服すると抜けられるという伝承がある。
・尾の先端より狐火を放つ
・憑依する
・狐の天敵は犬であるため、狐憑きを追い出すに効くのは犬である
・自分の陣地に入ってきた犬を殺す(そのため、稲荷の社のあるところに犬がいてはいけない)
・自分より弱い動物については守護する
・魔の側面の性質として、不浄を喜ぶことがある
・祭祀者が天仙の道など、より高い霊的段階の道を歩むことを喜ばない、許さない。
・狐はあくまでも神の使いであって、全国の稲荷神社で祀られているのは宇迦之御魂神という女神である。
・Sさんの体験談 以前、ある土地の稲荷にて苦手な父親の手術の成功を祈願したところ、叶えられた。Sさんはその土地を離れたが、戻って来てお礼参りをする予定は忘れずにいた。越してきた土地にて、小雨の降る日、神社を訪れた際に、ふと「そういえばあなたも稲荷だよね? 知り合いなら、以前参ったお稲荷さんに、『もうすぐお礼参りに行くから』って伝えといてくれないかなあ」と念じたところ、鳥居から出た瞬間、小雨がやんだ。
・稲荷の鳥居が朱色であるのは、
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