パレスチナ問題 その29:アーロン・ブッシュネルの焼身自殺抗議

【概要】

25歳のアメリカ空軍兵士、アーロン・ブッシュネルがガザ・ジェノサイドに抗議して焼身自殺しました。

事情とその影響について参考情報を提示します。

【詳細】

①焼身自殺の映像です(こちら)。

<発言内容>
私の名はアーロン・ブシュネル。合衆国空軍の現役要員だ。最早これ以上ジェノサイドには加担しない。これから最も極端な抗議行動を行う。だが、パレスチナ人たちが植民地主義者らの手によって経験させられてきたことを考えれば、まったく極端ではない。支配階級が『普通である』としてきたことなのだから。パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!…

②声が出せなくなってから倒れるまで15秒ほどたち続けています。この写真では顔が真っ黒です。ここから更に5秒ほど立っていました。

③アーロン・ブッシュネルの遺言の抜粋のようです(こちら)。

「集票組織が流血を求めている。すべてが、不公平だ。」との主張があります。政治に問題意識を持っていたようです。

④「貯蓄をパレスチナの子どもたちへ」という遺言も残したそうです。生前の写真。得意気な表情。投稿はこちら

⑤イスラエルの諜報機関であるモサドは「ばかみたい」というコメントを出しました。投稿はこちら

⑥アメリカの4大ニュースはアーロン・ブッシュネルの主張を紹介しないようです。投稿はこちら

⑦イスラエルに対する不信感を示すアメリカの退役軍人。以下のことを指摘しています。
 ・イスラエル支持者がアーロンを愚弄していること
 ・イスラエル支援がアメリカの利益にならないこと
 ・アーロン・ブッシュネルの犠牲無駄にしてはならないこと

投稿はこちら

⑧退役軍人がイスラエル支援に抗議して軍服を燃やしています。横断幕には「Free Palestine」と記載されています。

アーロン・ブッシュネルによる「集票組織が流血を求めている。すべてが、不公平だ。」との主張が共感を呼んでいるのでしょう。投稿はこちら

⓽アメリカの退役軍人の抗議です(こちら)。

【まとめ】

実態として、アメリカの政治においてユダヤ・ロビーは力を持ちすぎています。そのことが異常なイスラエル擁護に繋がっていることは、多くの人が同意するところだと思います。アメリカ国民の中に政治不信を表明する言動も現れています。

「アメリカはシオニストにより不必要な戦争/不正義の戦争に誘導されてきた」と私も思います。

アメリカ社会がユダヤのコントロールから脱する流れに繋がるでしょうか?

【補足1:主よ御許に近づかん】

①アーロン・ブッシュネルの動画に讃美歌を合わせた動画です(こちら)。

【補足2:アメリカにおける抗議】

①アメリカ国務省の外交官がアメリカによるガザ・ジェノサイドへの関与に抗議して辞任したそうです。投稿はこちら

②アメリカ陸軍の少佐が米国のイスラエル支援に抗議して辞職しました。投稿はこちら

【補足3:アメリカを戦争に巻き込むイスラエル】

①イスラエルはアメリカを戦争に巻き込もうとします(こちら)。イスラエルとの同盟はアメリカの利益になっていません。

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