ロシアの情報戦 その95:Itoyan、再び/@ITOYAN2022
【概要】
国際政治系論文の輪読会をzoomで行っているらしき謎の人物。群馬県立女子大学の野口和彦教授(国際関係論)を推しています。
本人は「私は、普通の一般人です」と主張しています。
【Profile】
①こんなProfileです。
②2023年06月14日時点で正体不明です。
③罵倒アカウントです。
④東野教授に「罵倒アカウント」と罵倒されています。反省の色は見えません。
【不適切な引用元】
①コード・アリスを引用しています。
カホフカ・ダムを壊したのはロシア。救助活動を標的に攻撃を加えるのもロシア。
②4浪したペテンスキーを引用しています。アカウント名だけでアウトです。「学術的な議論をする気がない」とみてよいでしょう。
ウクライナの祖国防衛戦争を揶揄する内容。
③タマホイ。露骨な工作員アカウント。
「カホフカ・ダムを壊したのはウクライナである」との印象操作を狙うTweet。
④すらいとを引用しています。
「戦争を呼び込んだのはゼレンスキーの稚拙な外交」ではありません。プーチン政権は数年間かけて戦争の準備をしています。根本原因はロシア国民の大国コンプレックス。
【予防戦争/代理戦争】
①「この戦争の原因はNATOの東方拡大であり、ロシアにとって予防戦争である」と主張しています。
プーチンはそう言い張っていますけれど、それをそのまま信じ込むのならガキの使いです。
②細谷雄一教授のTweet。「米英の対ロシア『宥和』がプーチン大統領を奢らせた」と指摘しています。日本外交にも問題がありましたね。
③Itoyanは「米国がロシアの国益を侵害したため、ロシアは立たざるを得なかった」と主張しています。
DS陰謀論の派生形です。ロシアのネット工作員が盛んに言いふらしている内容です。
④こちらはドイツにおける光景だそうです。ロシア人はNATOに危機感を感じていません。NATO域内で表現の自由を謳歌しています。
⑤プリゴジンは「奪った領土が取り返されている」とロシア政府に警告を発しています。当事者は侵略戦争をやっています。
⑥予防戦争だと認識しているなら、即時撤退を提案するハズです。撤退した上で「何に生命の危機を感じたの?」と対話すればよい話。
しかしItoyanは即時停戦を提案しています。「ロシアは領土獲得を目的に戦争している」と認識していることになります。
⑦Itoyanはロシアによるウクライナ侵略を「予防戦争であり侵略戦争である」と認識しています。
学術的に「予防戦争であり侵略戦争である」と分類された事例ってあるんですかね?
【リアリズム】
①Itoyanは国際関係理論におけるリアリズムを信奉しています。野口和彦氏を推しています。
②「台湾有事において不利になるからウクライナを支援するな」という主張のようです。中国側が臨戦態勢に入っているわけでもないので、あまり説得力を感じません。
③野口和彦氏のリアリズム。軍事知識を伴わないリアリズムは空虚です。
④鈴木宗男をリアリストと認識しています。
鈴木宗男が追求しているのは日本にとってのリアリズムではなく、鈴木宗男にとってのリアリズムだと思います。
⑤鈴木宗男氏は「ウクライナ問題はゼレンスキーが原因を作った」と主張しています。こんな奴に発言権を与えても問題が拗れるだけです。
犯罪的。
⑥Itoyanは「核保有国と核非保有国は対等の立場ではない」と主張しています。プーチンが口にする力の論理を代弁しています。
プーチン政権は再三にわたって「核戦争の危機が迫っている!」と発言していますが、誰も相手にしていません。
⑦国際刑事裁判所がプーチン容疑者に逮捕状を出しました。Itoyanは「どうやって裁くのでしょう?」と逮捕状を軽視する態度を取っています。
プーチン容疑者を逮捕して国際刑事裁判所に連れてくることは、ロシア人の義務です。
⑧「国際秩序や国際法の適用はバランスオブパワーによって決まる」と主張しています。
2023年06月時点ではプーチン政権ロシア糾弾の国際世論は、国際政治においても市民運動においても煮え切らない状態が続いています。
日本もまたロシアからエネルギーの購入を続けています。一方で、各国のウクライナに対する軍事支援が徐々に拡大しているのも事実です。
現実は、リアリズムとリベラリズムの間を揺れ動いています。
⑨Itoyanは「日本は核保有を目指すべき」と主張しています。
ウクライナはブダペスト覚書によって核攻撃に対する安全が保障されていましたが、署名国であるロシアは反故にしました。
日本は日米同盟によって核の傘に守られている建前になっています。しかし、核の傘というのは交渉の際のカードに過ぎません。時のアメリカ大統領が交渉下手であったら機能しない可能性もあります。
「核保有を真剣に議論するべき」という問題提起は、受け止めるべきです。
⑩リアリズムは「思考実験として、一旦善悪を抜きにしてパワーバランスや利害関係だけで国際政治の推移を見てみる」という話であって、「国際政治の場において倫理観は常に無視される」と主張しているわけではないハズ。
国連創設/国際法整備/核不拡散条約の普及と国際社会は世界平和の理念の実現に向けて曲がりなりにも歩んできました。
Itoyanは「国際政治学者は正義とか悪を口にするべきではない」と主張しています。何を目指して学問してきたのでしょうね。
【プーチンの嘘の代弁】
①Itoyanはプーチンが侵攻開始時点で口実とした「ドンバスの虐殺」を信じているようです。
②Itoyanは「大国の同調圧力は民主主義なのだろうか?」とTweetしています。
プーチンは「ロシアにはロシアらしさがある。欧米の民主主義を押し付けるな」みたいなことを言います。そして世界中で民主化運動を支援するジョージ・ソロスを敵視しています。ItoyanのTweetはここら辺の文脈を意識したものと思われます。
問題はプーチンがロシア国民から民主主義を簒奪していることにあります。実はロシア国民を尊重しているのはプーチンではなくジョージ・ソロスですが、ロシア国民はプーチンの口車に乗ってNATOに怒り狂ってウクライナ(NATO非加盟国)に攻め込んでしまいました。
民主主義の難しさについて考えさせられます。
③ブチャの虐殺については「解明のしようがない」とのスタンスです。国際社会は「ロシア軍の犯行である蓋然性が高い」という判断の元に行動しています。
④喧嘩両成敗的なスタンスでウクライナ侵略を見ているようです。侵略国と被侵略国は善悪の観点で対等ではありません。国際法でも対等に扱っていません。世界平和の理念の実現に向かいたいのであれば、国際法を尊重するべきです。国際社会は侵略国と被侵略国を対等に扱うべきではありません。
⑤「マイダン革命は米国による侵略にも等しい行為」だそうです。
ウクライナ人は自らの意思で自由の為に戦っています。ロシア人は偽の為政者の命令に服従して犯罪の為に戦っています。
Itoyanはウクライナ人4000万人に喧嘩を売っています。勇者Itoyan。
⑥プーチンの個人的資質がこの出来事にどの程度影響したか、という問題についてTweetしています。
「プーチンは嘘ついている」という指摘があったとして、Itoyanの主張に沿って判断すると「プーチンが意図的に嘘をついたのかそれとも本気でそう信じたのかの区別は、他人には出来ない。だから政治学の範囲で取り扱うべきではない。」ということになります。
いや、どう見ても嘘でしょう。
【似非ヒューマニズム】
①Itoyanは侵略戦争を批判せずに自衛戦争を批判しています。
この判断基準が世界で共有されるなら、国際社会は戦国時代を迎えることになるでしょう。
②Itoyanはウクライナが払う犠牲を「愚か」と印象付けるTweetを投稿しています。
ロシアが攻め込んできてしまった以上戦う一択です。ロシアの支配を受け入れたら、洗脳されて次の侵略戦争でゾンビアタックをやらされます。
ウクライナも国際社会も一歩も譲ることは出来ません。愚か者はItoyanです。
③カホフカ・ダムの爆破に伴う洪水についてTweet。ロシア軍兵士の被害を強調する一方、ウクライナ市民の被害に触れていません。相変わらずアンフェア。
④細谷雄一教授に絡んでいます。「戦争は全部不毛です!!」だって。人間理解の足りない平和主義者のような言葉遣いです。
侵略戦争で大損害を出しているロシアにとっては不毛な戦争です。ウクライナにとっては、独立戦争の意味を持っています。
⑤ロシア軍に撤退を要求する気はないようです。
⑥「ロシア兵だって死んでいる」との物語を織り交ぜながら即時停戦を主張しています。似非ヒューマニズム。
プーチンにお土産を渡したら次に何が起きるか、国際社会のルールがどう変化するか、考えることが出来ないのでしょう。
【デマ】
①ウクライナの民主主義の健全性はプーチン政権ロシアと同程度である、と主張しています。根拠が不明です。
②2023年06月23日にロシアの私兵集団ワグネルの創始者であるプリゴジンが反乱を起こしました。反乱に当たってプリゴジンは「ウクライナ侵略の口実として掲げた言い分はすべて嘘だ」とぶちまけましたが、親露アカウントのコード・アリスが「デマである」と主張しています。
Itoyanはコード・アリスのTweetをリツイートしています。
③例の男性に向かってゆきます。Itoyanの中ではこちらの方の情報発信はコード・アリスのそれよりも信頼性が低いようです。
④ブチャの虐殺について、ロシア軍の責任を疑問視するTweetを投稿しています。
「ロシア軍が占領地で非武装の市民を虐殺した蓋然性が高い」が現時点で言えることです。それ以上の発言は無意味。
⑤プーチンが言い張った「ドンバスの虐殺」については、認める姿勢のようです。
【台湾有事】
①1979年に米中国交正常化して以来、アメリカは表面上は「台湾の独立を支持しない/一つの中国を認める」という姿勢を見せています。一方で、台湾関係法では「台湾を防衛する能力を維持する」としています。この矛盾に関してアメリカは「台湾への軍事介入を保障するものではない」と説明しており、戦略的曖昧さと呼ばれています。
当時はソ連が強大であり、その脅威に対抗する上で米国も中国もお互いに国交正常化をする必要があり、お互いが外交交渉を繰り広げた結果、アメリカはこういうやり方を選ぶようになったようです。細かい経緯は知りません。
現在の状況をリアリズムで解釈するなら「アメリカは台湾を勢力圏内とみなしている」ということになるのだと思います。
Itoyanは本音と建て前の使い分けが理解できていません。本当にリアリストなのでしょうか?
②「米国はウクライナ支援から手を引いて中国の脅威に対抗することに集中するべき」と主張しています。中国の脅威を指摘しながらウクライナ支援を諦めさせようとする主張は他にも散見されます。
ロシアに譲ってもロシアは満足しませんし、恩義も感じません。仮にウクライナを支配下に置いたとすれば、ロシアは次に中共と組んで更に帝国主義を推し進めるでしょう。
【経歴説明】
①一般人と自称しています。
②学識関係者と自称しています。
③普通の会社員と自称しています。
④サラリーマンじゃない、と説明しています。なぞなぞみたいですね。
⑤答えは、、、本人が名乗り出ない以上、推測するしかありません。予備校教師くらいじゃないの?というのが周囲の推測です。
【ロシア擁護】
①戦況判断については、割とロシアに肩入れしたがります。
②ロシア推しです。
③「ロシアの侵略行為を妨害するべきではない」と主張しています。国際法を攻撃し、世界平和を危険に晒す言動。
④ロシアを弱体化させるべきではないそうです。なぜ帝国主義思想に染まった侵略国を温存したがるのでしょう。
⑤プーチン政権ロシアによる核の脅しを支援しています。Itoyanは核不拡散条約をどう思っていたのでしょう?
⑥「侵略者であり虐殺者であるプーチンがロシアで支持されている」と主張していますが、根拠が不明です。
ロシア国内で情報統制が行われていること、戦争反対を口にしただけで投獄されることは広く報道されています。そして虐殺を喜ぶ言動を繰り広げるロシア国民がある程度いることは、在日ウクライナ人を中心に情報発信されています。
⑦2023年06月23日に発生したプリゴジンの乱についての見解。
この出来事がプーチン政権の弱体化に繋がるか、これをキッカケにプーチン政権は結束を強めるか、有識者がTwitterで意見交換しています。
「Itoyanは結束を強める方向に作用する」との意見のようですが、根拠は薄弱です。
⑧ウクライナにとっては引き下がることのできない戦いであり、犠牲を覚悟の上で戦っています。この戦いの結末により、戦後の国際社会の在り方が変わります。民主主義国家にとっても引けない戦いです。
即時停戦を提案するItoyanにとっては、ウクライナの犠牲は(汗)と表現するべき出来事のようです。
⑨ロシア軍の被害を強調するTweetを投稿しています。ウクライナ市民に対して意図的に攻撃を繰り返している状況で、ロシア軍の被害を強調する必要はないハズです。
⑩ウクライナ軍の被害について言及しています。ウクライナの抗戦を批判する材料にしています。
⑪ロシア軍の侵略の責任をゼレンスキー大統領に押し付けています。
⑫ロシアによるウクライナの子供の連れ去りが問題になっています。ジェノサイドの一環として取り組んでいるのでしょう。Itoyanは「助けてあげている」と言い張るロシアの嘘をリツイートしています。
【野口和彦氏との関係】
①野口和彦氏の取り巻きを自認しています。取り巻きには取り巻きの矜持があるようです。
我こそは取り巻き。イザ尋常に勝負せよ。
【まとめ】
大学関係者/研究者に頻繁に絡んでいます。国際関係学に関してある程度の知識があるらしくそれっぽい内容をTweetしますが、親露らしい軽々しい文面のTweetも投稿します。「学術的な議論をする気はない」と判断してよいと思います。
研究者は「議論から逃げるな」と言われると無視できないので、その点を悪用して絡んでいるようです。研究者を困らせることを目的としたフェイク・アカウントかも知れません。
ロシアの嘘は信じてもらうことを狙っていません。大量に馬鹿馬鹿しい嘘を垂れ流して、相手の時間を浪費させることを狙っています。ロシアの嘘に付き合う必要はありません。
Itoyanの投稿は「ロシアの嘘」の派生バージョンみたいなものです。ミュート/ブロックで良いと思います。
【補足1:ブロック】
①Itoyanは私をブロックしてきました。議論する気が無いのでしょう。
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