パレスチナ問題 その28:日本メディアの偏向報道

【概要】

日本メディアの偏向報道について問題提起してゆきます。

【詳細】

①「外務省が発表しているパレスチナ自治区の地図をメディアが使用するが、不正確である」との高橋和夫名誉教授の指摘(こちら)。

<高橋教授の発言>
右から二番目が使用されるが、実態は右から一番目。外務省もメディアも実態が右端であることは知っている。なぜ右から二番目を使用するのか、解せない。僕(高橋名誉教授)は外務省の人にもテレビ局の人にも新聞社の人にも会うたびに指摘している。

②ガザでは餓死者が出ています。支援物資の搬入を阻止しているのはイスラエル軍とイスラエル国民です。イスラエル国民は音楽を掛けながらトラックの前で座り込みを行っています。NHKの記事では妨害の主体を明記していません。投稿はこちら

③-1 イスラエル軍がシファ病院を再度攻撃しています(こちら)。

NHKは「イスラエル軍が『シファ病院でおよそ480人の戦闘員を拘束した』と発表した」と報道しています。

単にイスラエル軍の嘘を拡散させているだけです。ハマスの戦闘員は少人数の単位で行動するので、「一気に480名を拘束した」という主張は嘘です。

このことは既に指摘されています。NHKも嘘と分かっていて拡散させているのでしょう。

③-2 イスラエル軍によるシファ病院攻撃の実態です(こちら)。

④国連は何度も「異常なことが起きている」警告を発しています(こちら)。日本の報道機関はなぜ無視するのでしょう?

⑤2024年03月30日の新宿ラッピングでも、日本ではあまり報道されませんでした(こちら)。原口一博に同意する日が来るとは。。。

⑥イスラエル軍は国連安保理の即時停戦決議を無視してガザで市民に対する攻撃を続けています。日経新聞は「イスラエル・ハマス衝突」とのタグをつけてイスラエルのハイテク輸出について記事を書いています。

ジェノサイドについて報道するべきでしょう。投稿はこちら

⑦文部省の掲示板に「Free Gaza」と落書きをした人物が逮捕されたことがニュースになりました。

ガザで発生しているジェノサイドについて報道するべきですよね。投稿はこちら

⑧市民の処刑についての報道(こちら)。

ICJ暫定措置命令/国連安保理決議を無視して市民に対する攻撃を継続しているのだから「ジェノサイドが行われている」と報道するべきところ。

まるで「一部行き過ぎた行為が報告されている」という論調の報道は印象操作を含んでいる。

⓽なぜホロコースト以来の歴史的犯罪を敢行している国について「孤高の戦い」という表現を用いるのでしょうね(こちら)。

⑩「イスラエルの報道機関がガザの被害を意図的に報道していない」という問題をNHKが報じています(こちら)。

ジェノサイドで訴えられたということは、「意図的に全滅させようとしている。」と指摘されているということです。更にイスラエルの報道機関が意図的にガザの被害を報道していないということは、ジェノサイドの実態を裏付けるものです。イスラエルは「ハマスはイスラエルを全滅させようとしている。これは自衛戦闘である。」と自己洗脳しながらガザで全滅作戦を継続しています。ガザへの入り口で支援物資の搬入を阻んでいるのはイスラエル国民です。

NHKは本来指摘するべきジェノサイドの実態(全滅の意図/自己洗脳)を指摘せずに、「報道の仕方が大切」とこの記事を〆ています。これはNHKの偏向報道です。

⑪日本でなぜ「Stop Gaza Genocide」デモが盛り上がらないか。報道機関の偏向報道にも問題があると思いますが、日本人の国民性にも問題があります。投稿はこちら

⑫新宿でのStop Gaza Genocideデモを毎日新聞が記事にしたのですが、相変わらず「イスラエルとハマスとの戦闘」と表記しています(こちら)。

「自衛戦闘は嘘だった。全滅作戦だった。」と報道するべきです。

⑬中日新聞も「戦闘」と表記しているようです(こちら)。

⑭アメリカの大学でのジェノサイドへの抗議活動を「過激化」と表現しています(こちら)。

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