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漫画の作業工程

またしてもメイキングではないです。今回は漫画編。

まずプロット。
今はiPhoneのメモアプリで作ってます。

思いつくまま書きます。小説の骨書きみたいなもんです、これが長くなると小説に変更します。長いストーリー漫画は体力的に難しい……ちなみにこの画像のプロットで5ページあります(この作品自体は6ページ)

ネームを作ります。今は紙にシャーペンで描いたりします、1ページ漫画の時はネームを作らないことが多いです。

クロッキー帳を活用したいと思って今回は紙に書いてますが、GoodNotes5(iPadのアプリ)に書くこともあります。

GoodNotesに書いたネーム

デジタルかアナログかは気分によります。ですが、漫画原稿はデジタルじゃないと作れません。10年はずっとクリスタで漫画作ってるので……。

ネームを元に下書きをします。ここからはクリスタです。

レイヤーカラーに設定して下書きをするとなんか書きやすいことに気付きました。黒で描いてもカラーになります。
レイヤープロパティから設定できます。

レイヤーカラーにチェック

下書きを元に、先にコマ割りとセリフを入れます。

クリスタの仕様上、コマ割りを先にした方が作業しやすいです。
この時点でセリフも入れると個人的には楽。
下書きを直したりします。

線画とベタ。まあ私はあまりベタをしないのですが(苦手)
本当はニ値でやったほうがいいんですが、どうせネットにしかあげないものなのでアンチエイリアスオンの状態で線画してます。ちなみにGペンツールです。

トーンと効果とホワイト。この時スピード重視だったので影は簡単に。単調すぎないようグラデーションとか多用してます。背景はなるべく描かない主義。
ちゃんと書けた方がいいのですが……残念ながら力が足りない。

最後に仕上げです。これは見栄えのためだけにやってるので本にする時とかはしません。

色付きページに印刷されてるイメージです。
私の描く絵は白いので、雰囲気を出す為にこうして加工してます。

乗算とスクリーンの色はそれぞれ同じ色です。
原稿の上とセリフの上に置いて、原稿上だけ%を下げることによりセリフだけを浮き上がらせてます。
1番上には水彩用紙のテクスチャを置いてます。


毎回こんな感じで漫画描いてます。創作企画でしか漫画描いてないので基本的にはTwitter上で見やすいように作っています。

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