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絵の上達法ってさ

人それぞれだよね

おはこんにちばんは、→☆です。
まあたまには真面目に絵の話でもしよう。

プロになるならない、絵でお金が欲しい欲しくないに関わらず、大体の絵描きが絵が上手くなりたいって思ってると思います。
私もそうです。
でも、その上達の方法って人によって様々だと思うんすよ。

巷では「3ヶ月上達法」だったりポーマニでクロッキーするだったり模写だったりといろんな練習の方法で溢れていますが、よく目にするのは某イラストレーターの「3ヶ月上達法」ですね。フォロワーもやってるしnoteでもおすすめ記事によく出てきます。

ただ、私が思うにこの3ヶ月上達法、言っちゃなんですがそこそこ自分の力だけで絵が描ける人は効果がないなって思うんです。

あと、絵柄トレース(模写)力が高い人にもお勧めできない。
理由はその人の絵柄を完璧に真似できちゃって心無い人からパクリだっていちゃもんつけられる可能性が高いからです。

そのお勧めできない人に該当する方は多分、写真模写の練習法が効果的です。模写というか、参考ですね。私がたまにやってるやつです。

写真のモデルさんをみながら自分の絵柄で描いてみるやつです。服の皺や自然なポーズなんかを練習できます。人だけじゃなくて動物や植物も練習できます。
ポーマニもたまにやるのですが、あれは解剖学的な観点で練習するのでどうしても自然なポーズ、そして服の皺の練習にはなり得ません。ポーマニと同時に写真を参考に描くことをやるのがお勧めです。

練習はデジタルでもアナログでもどっちだっていいのですが、個人的にはアナログでやったほうが残るのでおすすめできます。デジタルはバラついちゃうし簡単に消せちゃうし……もちろんデジタルの方が効率がいいので要はお好みでってやつです。(ただし、デジタルの場合は変形や選択のリタッチをしない方がいいです、あくまでアナログの代用みたいにするのがベストです)

あとは美術解剖学の本の模写でしょうか、そちらもおすすめなのですが、今のポーマニで大体同じことができますからね……でも知識を蓄えるのなら「ソッカの美術解剖学ノート」は大変にお勧めです。図書館にあったら借りてみてください、ただかなりでかいし重いです。
Kindle版が無いのが残念すぎる。

「スカルプターのための美術解剖学」もよくおすすめされています。こちらはKindle版もあるのでiPadがある方はこちらの方がいいかも?

他にもいろんな美術解剖学の本があるので探してみてください。
美術解剖学では無いのですが、「カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方〜」もよく名前が上がる本です。

なんの上達法にしたって実践あるのみです。実践しないと身につきません。


ここからは個人的な意見なのですが、各段階における練習法の切り替えについてです。

1.全く絵を描いたことがない、または思い通りに線の引けない初心者向け
絵を描く前にまず綺麗な正円をいくつか描くトレーニングをしてみましょう。ウォーミングアップになります。飽きたらやめるで構いませんが、続けることが肝心です。スラスラと数秒で綺麗な丸が描けるようになったらやらなくていいです。
またはお手本のトレースや模写もいいでしょう、ですがこれはネットにアップしたり自作発言をしてはいけません。たまにいますが問題になってます。

2.ちょっと絵が描けるようになった方向け
「3ヶ月練習法」をやってみてください。ただ、自分だけの絵柄を追い求める作家さんタイプだとあまり効果がありません。またはちょっとやってみたけど肌に合わなかった人などは自分の好きに描いてみるといいでしょう。
他の人のメイキングを見たりするのも良いかなと思います。

3.自分である程度ものの形を描けるようになった方向け〜プロ
上で紹介した「写真をもとに自分の絵柄で描いてみる」もしくは完全な写真模写、デッサンやスケッチなどをして基礎画力を高める方法をします。
たまーにやってもいいし、毎日積み重ねてやってもいいです。やりたいときにやりましょう。
また、美術解剖学を勉強するのもいいです。このくらいの段階になると理解がしやすいのではと思っています。(美術解剖学は難しいのでガチの初心者にはおすすめできません)


効率を求めて練習するのもいいですが、その上で数をこなせば最強になれます。
上記の方法以外にも練習法はたくさんありますのでご自分で工夫して上達していってください。あとはたくさんの人の絵を観察し研究することも大事です。
自分の好きに、好きなだけ描く、というのも上達法の一つです。

そして大事なのは、「自分の心の負担になった時は離れる」ことです。
絵だけが人生ではありません、しんどくなったら離れましょう。他に好きなことがあればそちらに熱中しましょう、ゆっくり休むのもいいです。
そのうち描きたくなる時が現れるのでそうなったら描きましょう。

今はYouTubeにたくさんお絵描き関連動画が上がっているので見れる時に見た方がいいです。いい時代になりましたね。
個人的おすすめYouTuberは「ディープブリザード」さんです。私は作業中や散歩中家事中などラジオみたいに聞いています。煽りがあまりなく優しい雰囲気で聴きやすくて好きなんですよね。最近はポッドキャストも始められました。

私はいろんなことをやっていますが根底は絵描きなので絵の話になると止まらない……2000文字を超えたのでここで記事を終わりにします。

良いお絵描きライフを。
ではー。

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